#おうち時間 ハロプロシャッフルのセトリを考えてみた
すごく久しぶりの更新となってしまいましたが、今回は #おうち時間 ということでずっとおうちでハロプロのシャッフルを考えていました。
前にもたくさんシャッフルについては語っていて、ハロー!の素晴らしさとかパワーをものすごく感じられるコンテンツの一つだと思っているのですごく大好きなんですよ。特にDDの方はみんな好きだと思いますが。
※シャッフルの魅力とユニットとセトリを決めたポイントを書いていたら長くなってしまったので、2つに分けました!実際に決めたセトリを見たい方はこちらからご覧ください!
まず一つの魅力として、メンバーが違うグループの曲を歌っている姿を見れるということ。これはグループ全体で違うグループのカバーをするときなんかにもいえるけど、やっぱり推しが色んな曲を歌っているところは誰もが見たいはず。今年のひなフェスでいったら、こぶしの『GIRL ZONE』とか素晴らしかったですよね。普段とは全く違う曲調を歌うことも多いし、メンバーの新たな一面が大いに見れるのでそこは一つの魅力かと思います。
それから単独のコンサートではもちろん聞けないような昔のハロプロ曲が聞けること。BDイベントなんかもそうだけど、シャッフルで初めて聞いて、調べたらそれがメロン記念日の曲だったり、あややの曲だったり。そうやってハロプロの曲に詳しくなったり歴史を勉強したり。ハロヲタなら誰しも経験したことあることだと思います。これは歴史の長いハロプロならではの強み。これからの新規の皆さんに、Berryz工房や℃-uteの曲はそうやって知られていくんだろうなと思うと感慨深い。ハロー!の歴史が今この瞬間も積みあがっているということを実感します。
そしてこれが自分の中では一番大きく、一番フェチ的なところなんだけど。シャッフルに感じられる、オールスター感がたまらなく好きなんですよ。違うグループのエース同士が共演してたり、逆に普段はあまり歌割がない子がたくさん歌割もらってたり。あとは、少人数のグループの場合はメンバーの魅力が凝縮されてるのを感じたり。(最近はどのグループも人数が多いので特に感じます)
分かりやすい例を挙げると、2019夏のこのユニット。
『青春ソング』(℃-ute)(小田さくら・笠原桃奈・広瀬彩海・西田汐里・室田瑞希・高木紗友希・宮本佳林・山岸理子)*1※脚注に動画リンクあります。
なんとニシ(西田汐里)のアカペラから始まるんですよ。おださく、紗友希、あやぱん、ムロ、佳林ちゃんという歌唱力オバケがこんだけいるのに。しかもニシはこの時デビューしたばかりの新人。さらに加えてBEYOOOOONDSで見ても圧倒的なエースという存在でもない。こんな中でもニシがすごく重要で、メドレーの中でも最も目立つパートを任されているわけです。
でも、じゃあその中で見劣りするかといわれたら全くそんなことないんです。だってものすごく力強く、自信をもって歌い上げちゃうんですもの。むしろこの強力なメンバーの中でこのパートを新人が任されて、ハロプロの未来の明るさを感じざるを得ない。そしてそのあとの、各グループの歌姫たちによる共演はもちろん圧巻。もっというと、このユニットでは脇を固める形になっているりこりこ(山岸理子)とかっさー(笠原桃奈)のパフォーマンスも素晴らしいんですよ。もしここが、大したことなかったら多分こんなに惹きこまれることないんですよ。
これが僕の感じるオールスター感です。何が言いたいかっていうと、シンプルにハロメン全員のパフォーマンスが研ぎ澄まされていて素晴らしいということ。何をいまさらって感じかもしれないけど、シャッフルを見せることによって、ハロー!のどこを切り取ってもパフォーマンス力が高いってことが証明されるんですよ。それこそ普段あまりパートがない子のソロパートとか聞けるわけで、そういうところでハロプロの隙のなさが出るんじゃないかなと。
もう一つ例を挙げると、このシャッフルもオールスター感満載なんです。
『人生はSTEP!』(℃-ute)(段原瑠々・川村文乃・生田衣梨奈・上國料萌衣)*2※脚注に動画リンクあります。
これなんてもう典型的な形で、歌割も多いグループの中心メンバー(瑠々ちゃんとかみこ)と普段は歌割も少なめなメンバー(かわむーとえりぽん)でのユニット。けどこの曲ではみんなに見せ場となるパートがあって、二人も全く見劣りしない。それどころかあまり目立つ姿を普段は見れない分そっちに目がいってしまいます。
こんなところで、僕の感じるシャッフルの魅力、オールスター感について少しでも共感してもらえたらなという感じです。
そして、今回は現役の52人からシャッフルユニットとセトリを考えた(妄想した)のですが、決めるにあたっていくつか自分の中のポイントがあるのでそれを先にあげたいと思います。早くシャッフルユニットのセトリ見せろ。
※全て、超個人的な見解です。
※実際に決めたセトリを先に見たい方はこちらからご覧ください!
ポイント①:曲と人数の相性
曲ごとに、人数の適性があるんですよっていう話。こういう歌は何人!って一概には言えないけど、間違いなく曲ごとに人数の適性があるんです。これを間違えると、どんなに素晴らしい人選と楽曲が合わさっても一気に魅力的じゃなくなります。
極端な話をすると、モーニング娘。の『Help me!』を2人や3人でやるのは違うと思うんですよ。(少なくとも、ハロコンやひなフェスのシャッフルコーナーでやるのは違う。BDイベントなどではあり。)曲の一番の見どころになるフォーメーションダンスだったり早いパート割を活かせなくなるので。『地平本願*3』なんかもそう。少人数でやるとこじんまりしちゃう。
逆に多くのソロ曲は、大人数でやるとイメージと違ってしまうんですよね。『奇跡の香りダンス*4』や『ロマモー*5』なんかはソロパートの爽快感に溢れる曲なので、大人数でやるとそこが損なわれてしまうことになりかねない。細かくパートを分けるような曲でもないので。(『DPGO*6』や『絶対解ける問題X=*7』は例外で、大人数でも映える曲かなと思います。)
さらに、ピンポイントに何人じゃないとダメ!って曲もあるんです。例えば、
2人→℃-ute『悲しきヘブン』
4人→DEF.DIVA『好きすぎてバカみたい』
5人→High-King『CC(シンデレラコンプレックス)』
これはあくまで一例で他にもたくさんあるんですけど、どの曲もパート割がその人数で完結している曲なんです。オリジナルのイメージが強くて、違う人数でやるとパート割が不均等になったりして違和感を感じてしまいます。
ポイント②:大人数と少人数のユニットをどちらも入れる
人数によってグループの特性が全然違うと思うんですよ。自分の人数ごとのイメージは、
2人→それぞれの個性がぶつかり合う。ハーモニーというよりはバトル。
3人→こっちはどちらかというとハーモニー。各グループの歌唱メン揃えがち。
5人→正統派。ツートップが圧倒的パワー持ってる。
7人→わちゃわちゃ。ツートップがいて、その間を割ってきて歌う人がいる。
こんな感じ。必ずしもこれが当てはまるわけじゃないけど、曲とかメンバーによらず人数だけである程度そのユニットの方向性が見える。なのでなるべく多くのパターンの人数でユニットを組もうと思って決めました。
ポイント③:バックグラウンドが強い曲は選ばない
当たり前かもしれないですけど、グループの思い出の曲だったりラストでの定番曲はセトリに入れません。なので、『涙ッチ*8』とか『交差点*9』とかを選曲することはありません。これは気持ちの問題なのですが、特定のシチュエーションで歌うからこそすごくエモーショナルになる曲だからです。それをシャッフルコーナーでやってしまうと少し冷めてしまうし、楽曲自体の魅力も損なわれてしまいます。ベリでいえば『そのすべての愛に』、℃-uteでいえば『ファイナルスコール』あたりでしょうか。
これは、『辛夷の花*10』に対しての浜浦彩乃ちゃんのコメントに近いものもあるかと思います。
ここまで長々と語ってしまったので、実際の人選と選曲は違う記事に分けます!ぜひそちらも読んでください!
↓同じ妄想形で、モーニング娘。’20のセトリ妄想↓
↓今年のハロコンのシャッフルコーナーについて語った↓
モーニング娘。'20春ツアーのセットリストを勝手に考えてみた
こんにちは。
久しぶりの投稿となってしまいましたが、今回はタイトルの通り、
モーニング娘。'20の春ツアーのセットリストを勝手に考えてみました!!
「ハロヲタがやってみたい仕事」という題のランキングがあったら間違いなく上位に入るのが「セットリストを考える」と「ハロコンのシャフルの組み合わせを考える」ですからね。ハロヲタだったら一回はやったことあるんではないでしょうか。ツアーでなくともBDイベなんかのセットリスト考えたりはしたことあるはず!
気付けば自分もハロヲタになってから7年以上が経っているようで、ずいぶん長いことやってるなと思う次第です。『Help me!』でモーニング娘。にハマって、YouTubeの娘。の動画を漁りまくっていた日々に突然飛び込んできた『ブレインストーミング』(ルーズショットver.)*1のカッコよさと衝撃は今でもすごく覚えているのですが、それから7年とは信じられないものです。
これだけの期間ハロヲタをやっていてもまだまだ知らない曲があるのがハロプロの良さで、モーニング娘。に限っていっても全ての曲を網羅できているわけではないと思うし、知っている曲でも人に言われて気づく良さであったり、改めて見聞きした時に魅力を感じる曲だってたくさんあります。
今回は自分が、「久しぶりに披露しているのを見たい!」や「今の14人の娘。で見たい!」と思っている曲を中心に選曲しているので、ぜひハロヲタ、娘。ヲタ、特に新規の皆さんにはそういう視点でも見て頂きたいなと思っています。
なお、あくまでセトリ予想ではないのでガチガチに当てにいってはいません。ですが、ある程度はリアルさを持っていたいので「これは古参により過ぎてさすがに無いかな~」と思ったところは削って、最近の曲を入れたりしています。(それで泣く泣く削った曲は最後に掲載しています。)
導入が長くなってしまいましたが、それでは見ていきましょう!
1.LOVEマシーン
2.青春Night
4.ジェラシー ジェラシー
5.MC
6.a)LOVEペディア b)人間関係No way way
7.a)そうじゃない b)笑顔YESヌード
8.a)Hey! Unfair Baby b)I surrender 愛されど愛
9.a)Give me 愛 b)ムキダシで向き合って
10.友達(♀)が気に入っている男からの伝言
11.スカッとMy Heart
12.MC
13.女子かしまし物語
14.メドレー
男友達(回替わりソロ+コーラス15期)
~ここにいるぜぇ
~レモン色とミルクティ(小田・横山・山﨑)
~AS FOR ONE DAY(生田・羽賀・森戸・北川)
~例えば(譜久村・野中)
~The 摩天楼ショー(石田・佐藤・牧野・加賀・岡村)
~恋ING
~独占欲(譜久村・生田・石田・佐藤・小田・横山・北川)
~私の魅力に気付かない鈍感な人(牧野・森戸・岡村)
~ポップコーンラブ!(野中・羽賀・加賀・山﨑)
15.声
16.ダディドゥデドダディ
17.MC
18.KOKORO&KARADA
20.恋愛レボリューション21
21.そうだ!We're ALIVE
~アンコール~
22.笑顔の君は太陽さ
23.ラヴ&ピ~ス! HEROがやって来たっ。
いかがでしょうか!!?
(感想や、入れたい他の曲などあればぜひTwitterに書いてほしいです!m(__)m)
ここからは、補足のような形で選曲理由等々書いていきたいと思います!
1.LOVEマシーン 2.青春Night
この2曲は、過去と現在の対比を意識して選曲しました。
「モーニング娘。の曲といえば『LOVEマシーン』」これは何十年このグループが続いても言われ続けることだと思っています。それに対しての最新のキラーチューンといえる『青春Night』。モーニング娘。の歴史の長さと深さがあるからこそできるセットリストではないでしょうか。
つんくさんの描く世界における「LOVE」や「青春」のような壮大ものを主題に置いた曲ってすごく好きで。でもそういう曲の中ですごく生活に身近なところに飛んだりするんですよ。「友達の恋愛相談(ばな)*2」とか。大きな話をするんだけど、その不思議は必ず自分たちがいる世界に存在することで説明できる。(ここ語彙力無くてすみません…)
あとはLOVEマシーンを一曲目にしておけばすごくイイ感じのOPにも作ってくれそうだなと思ったので、この2曲を最初にしました。
モーニング娘。'19『青春Night』(Morning Musume。'19 [The Youthful Night])(Promotion Edit)
6.a)LOVEペディア b)人間関係No way way
ここはちょっとガチで当てにいってみました。
思考の順番としては、まず新曲3曲はセトリに入るだろうと。で、この2曲が入るなら2曲連続でやるだろうと。けどハロコンでもずっとそうやってきてツアーでも全部やるとちょっとくどくないか、、、と思ったんです。なので回替わりで片方ずつ。
やっぱり2曲セットでどうしても考えてしまいますね。今後遠い将来にこの曲をやるときにどうやってやるかとかも楽しみです。
10.友達(♀)が気に入っている男からの伝言
こちらは2003年発売のアルバム、「No.5」からの選曲。この曲は、知らない人はぜひ聞いてほしい。最近の曲で当てはめると『ロマンスに目覚める妄想女子』じゃないかなと思います。曲中ではメンバーが後ろで自由に動き回ってじゃれてるって感じですかね。(YouTubeで調べてもらえれば吉澤リーダー時代に動画がすぐ出てくると思うのでぜひ見て聞いてほしい。)最近のライブでは全然見ないので、すごくやってほしい一曲。今回の目玉曲①です。
曲自体もほんとに素晴らしくて、この曲は特に歌詞。ハロヲタの大好物の一つである、つんくさんの中に女の子が住んでいる系の曲です。歌詞のストーリー的にはそんなに長い話じゃないんですよ。街でたまたまあった男から友達(♀)についての伝言を受け取ってそれを伝えるっていうだけの。けどその場面をリアルに想像させたり、捻じれた女の子の気持ちが聞き手にわかるように伝える歌詞こそがつんくさんの真骨頂。それが存分に発揮されている曲になっています。
14.メドレー
男友達(回替わりソロ+コーラス15期)
そしてメドレーに入っていくわけなんですが、一曲目は『男友達』。4枚目のアルバムの「4th「いきまっしょい!」」に収録されている曲で、オリジナルはボーカルが安倍なつみで当時加入したての5期がコーラスを務めています。
5期といえば、同じアルバムに収録されてる『好きな先輩』を去年の秋ツアーで15期の3人が披露しているんです。この曲は新人だけで披露する定番の曲ですが、それを歌っている3人の姿がどことなく5期と重なったんですよ。垢ぬけなさというか、新人らしさが。これは自分の感覚でしかないんですが。
ということでこの『男友達』のコーラスを歌ってる15期も見たいので選曲しました。初々しく、フレッシュにコーラスが歌うことで、前で歌う先輩の先輩らしさも際立つので、14期以上も堂々と歌っている姿を見たいですね。個人的にこの曲を歌ってるのが見たいメンバーは、小田さくらちゃんと羽賀朱音ちゃんと横山玲奈ちゃんと森戸知沙希ちゃんっていうか全員。
あとはこの曲が、まことがつんくさんに結婚の報告をした直後に書かれた歌詞であるということも踏まえて聞いてもらえるとより面白いかなと思います。
レモン色とミルクティ(小田・横山・山﨑)
えー、今回の目玉曲②です。というのも、この企画は「この曲を玲奈と愛生ちゃんに歌ってほしい!」というところから始まっているので、この1行を書くためにやったといっても過言ではありません。
今のメンバーの中でも、特に2人は笑顔が素敵なメンバーなので、そういった部分でそう思わされたのだろうなと思います。特に玲奈は数年前にもこの曲をツアーで歌っているのですが、表現力とか、エンターテインメント性みたいな部分での進化がホントにすごいので。ぜひまたやってほしいですね。
3人目は誰がいいかなーと考えたところで出てきたのが小田ちゃん。さくらのしらべではイベントの特質上こういう曲はやらないですけど、この子の得意分野の一つだと思ってて。まあ曲の解釈とか曲中の女の子の演じ方についてこれ以上信頼できるメンバーもいないのでおださくの思うがままにこの曲を演じてほしいなと思います。(どこから目線で言ってんだよ)
元々は5・6期全員で歌ってた曲なのにいつの間にか6期3人で歌ってた記憶が残っていて3人曲みたいな感じになってしまったんですが、皆さんどうでしょう?
独占欲(譜久村・生田・石田・佐藤・小田・横山・北川)
こちらは『レモン色とミルクティ』と同じくなんですが、6枚目のアルバム「愛の第6感」に収録されています。
すごくシンプルに自分が好きな曲を選びました。でもこれを歌うメンバーを選ぶのにすっごい悩んだんですよ。まずラップの部分を考えたときにサブリーダーズの2人は必要だなーと思ったんですよ。あとは曲の雰囲気にすごくまーちゃんも合うなーと思ったのでその3人が決まり。あとはサビのソロを誰に歌ってほしいか考えたときに、フクちゃんと小田ちゃんがでてきちゃったんですよね...いろいろ迷ったんですけど、結果的に9~11期が全員揃う少し大人げないメンバー構成になってしまいました。
この曲を知らない人がいたら、これもぜひ聞いてほしい!無茶苦茶カッコいいです。アイドルのラップってどこかちょっとダサいじゃないですか。娘。も例外ではなくて、『Do it! Now』やそれこそ『青春Night』なんかもラップがちょっとダサいんですよ。それが良さなんですけど。でもこの独占欲っていう曲のラップは全くダサくない。ただただカッコいい。そんなラップをサブリーダーズにやってほしいという気持ちが一番最初にありました。
ポップコーンラブ!(野中・羽賀・加賀・山﨑)
この曲を選んだ理由とかも色々あるんですけど、ここではちょっとあかねちんの歌について。
最近あかねちんが凄く歌上手くなってると思うんですけど皆さんどうですか??いや、そんなに歌が上手いイメージもなかったのでびっくりするんですよね。しかもなんかさりげない上手さというか、大味じゃないんですけどしっかりとポイントをとらえていて。あとは声質も大きいですかね。とにかく魅力的な歌声だと思うので、それが映える曲をと思ってこの曲にしました。
15.声 16.ダディドゥデドダディ
メドレーでいろんな曲調の曲をやった後に、しっとりと、ゆっくりといったん締めてもらおうかなと思いこの2曲。
『声』は数年前のツアーでも披露していますが、どうしても全員でやってほしかったのでメドレーではないところに入れました。できればフルで見たいです!この曲はバラードの中でもソロパートが凄く多くある曲なので、たくさんのメンバーに見せ場を作れると思うんですよ。ここ数年での娘。の歌唱力は凄く伸びたと思うのでぜひ個性を出して歌い上げてほしいなと思い選曲しました。
『ダディドゥデドダディ』は、おそらく娘。のツアーでは20年近くやってないのではないでしょうか。モーニング娘。の初期も初期の曲です。最近ではこぶしファクトリーがカバーしていますのでそっちで名前を聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
本当はアンコール後のオーラスで入れたかった曲なんですけど、さすがにこんなに久しぶりの曲で終演はないかな~ということでこの位置に。
これも聞いていてめちゃくちゃいい曲なので、知らない人はぜひ。ほんとは伝説のあいぼんソロ*3とかについても語りたいですけどやめときます...
22.笑顔の君は太陽さ
この曲は去年の春ツアーでもやってるので久しぶりとかそういうわけではないのですが、どうしてもアンコール明けにフルでやってほしかったんです。イントロの足音がアンコール明けにぴったりだと思うんですよ。この曲が流れてくると同時にいつもその場面を想像してしまいます。
この曲といえばその春ツアーでのフクちゃんのMCがセットで思い浮かびます。「この曲を歌うモーニング娘。を見て救われたっていう後輩たちが沢山いて、それを聞いて聖たちが見ていた先輩たちみたいになれたかなって思った。」と我らが9代目リーダーは語っていました。モーニング娘。というグループが積み重ねてきた歴史、そしてそのパワーを感じさせる屈指の名場面だと思っております。
モーニング娘。'14 『笑顔の君は太陽さ』(Morning Musume。'14[You bright smile is like the sunshine]) (MV)
さあ、ということでセットリストいかがだったでしょうか。
本当であれば今週末に開幕するはずだった春ツアー。残念ながら輝く娘。たちの姿を見ることはできませんが、いつかまた見れるその日までぐっと我慢して待ちましょう。
いまの14人の関係性やグループの雰囲気が本当に大好きで、すごくノッてる時期じゃないかなと思ってます。9~11期は円熟味を増し、12~14期は成長してグループの中心へ、そして15期のフレッシュさが完璧に交わりあっている今の娘。の活躍をとくと頭に焼き付けたいと思います。
〈惜しくも選外となってしまった曲〉
色っぽい じれったい
A B C D E-cha E-chaしたい
笑えない話
SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~
3,2,1 BREAKIN'OUT
グルグルJUMP
LOVEイノベーション
Happy Night
歩いてる
*1:モーニング娘。 『ブレインストーミング』 (ルーズショット Ver.)
何の予告もなしに、公式チャンネルに突如挙げられた動画。(僕の記憶が間違ってなければ。)後に公開されるMVに使われるダンスショットの映像が中心に使われている、ルーズなMVという感じ。概要欄にはあまりにカッコいいつんくさんのお言葉が。
*2:青春Nightの歌詞の一部
最高なので興味ある人はぜひ見てください。しながわ水族館を一人で歩いてるだけなのにどうしてこんなにも魅力的な表情を作れるのか...
こぶしファクトリー 其ノ三幕 ~力強く咲くその花は春を告げる~
ただひたすらこぶしファクトリーについて語っていくこのシリーズもついにPart3。これで最終回(の予定です)。
今回はこぶしファクトリーの楽曲についてを中心に語っていきたいと思います。
↓其ノ壱・第二幕は以下から。↓
これまずね、どうやって曲を紹介しようかなと考えていたんですよ。例えば、ランキング形式にするとか、ジャンル別にするとか、、でもどうやってもうまくまとまりそうな気がしないのでもう適当に、好きな曲、紹介したい曲、語りたい曲について書きたいと思います!笑
まずこぶしファクトリーの曲のイメージといえば、演歌のようにこぶしをきかせたり、がなり声をたくさん使ったりすることが挙げられます。特にがなり声といえば前までは菅谷梨沙子ちゃんの代名詞みたいなところがありました。*1Berryz工房と入れ替わるようにしてデビューしたこぶしはがなりを持ち味にして彼女たちの歌をハロヲタの脳に刷り込ませていきました。そんな初期のこぶしファクトリーから3曲。
『ドスコイ!ケンキョにダイタン』
こぶしファクトリー『ドスコイ!ケンキョにダイタン』(Magnolia Factory [Dosukoi! Humble but Bold]) (Promotion Edit)
このMVを改めてみるとみんな若いな~。
この曲は記念すべきデビューシングルの表題曲。そして作詞・作曲は星部ショウさん。星部ショウさんはいまでこそハロヲタみんなに認識され、ハロプロ名曲製造マシーンと化していますが、当時は新人作詞作曲家。本人もこぶしファクトリーとは同期だと、解散発表に寄せた文章に書いていました。そして星部さんとともに歩んだこぶしファクトリーといってもいいぐらい多くの曲が星部ショウ作です。
タイトルは意味不明なことを言ってるように見せかけて実にストレート。そして歌詞の泥臭さがこぶしに非常にマッチしてる。トレイニー*2組含め、長い下積み期間を経てきた8人が歌うからこそ説得力がある。サビの疾走感もデビュー当時のこぶしの勢いを示しているよう。
『押忍!こぶし魂』
こぶしファクトリー『押忍!こぶし魂』(Magnolia Factory [Osu! Soul of Kobushi]) (Promotion Edit)
星部曲からもう一曲。2ndシングルに収録されています。
時がたっても決して忘れないように
この瞳でスクリーンショットしたい
もうこの一節だけで勝ち。すごく好きな歌詞の一つです。
世の中はどうやったって どんな仕事やったって
そんな直ぐに結果は出ないのさ
だから不器用だったって できる限り頑張って
続けるからチャンスも来るのさ
凄くシンプルで、ストレートな歌詞。でもそのストレートさ、泥臭さがこぶし魂。
「押忍!オラ、こぶしファクトリー!」とかそんな感じ。
こぶしファクトリー『チョット愚直に!猪突猛進』(Magnolia Factory [Foolishly Honest! Impulsive Actions!]) (Promotion Edit)
今度は同じく2ndシングルの表題曲。
この曲との出会いは割と鮮明に覚えていて、「ハロー!プロジェクトの新人グループが2枚目のシングルをリリースします」、みたいな内容のめざましテレビを切り取った映像がTwitterで流れてきたんですよ。そこでMVと一緒にサビの音楽が流れててもう衝撃を受けました。バッキバキの赤羽橋ファンク。ハロプロの真骨頂を披露しつつ、歌詞や歌唱でしっかりとこぶしの個性を出していく。この曲を作ったヒャダインこと前山田健一さん*3には土下座して感謝したい気持ちでいっぱいでした。ハロプロのことを深く理解し愛してくれているからこその曲だなと感じました。
「ハロ曲の良さは9割イントロで決まる」という法則がありまして、この曲もまさにですね。めざましテレビの映像をヘビロテすること数日、ハロステでMVが公開された日はテンション爆上げ、興奮しっぱなしで今度はMVをヘビロテしてました。
アプカミ#62 番組リニューアル モーニング娘。20周年企画、堀内孝雄、ひなフェス、チャオベラライブ映像、オススメ紹介ほか MC:ロビン(チャオベラ)、石田亜佑美(モ娘。'17)4/14/2017
せっかくなので2ndシングルは全曲。元々はKANさんの曲で、それをカバーしたという形でいいんでしょうか。(動画はヒナフェスにてハロー!全体で披露した時の映像です。)
この曲はほんとに面白い構図になっていて、桜の視点から見えるものを書いた曲です。僕が語るよりも実際に聞いて、歌詞を読んでもらった方が早い。聞いたことない人はぜひ。
『きっと私は』
こぶしファクトリー『きっと私は』(Magnolia Factory[I must be…])(Promotion Edit)
続いては多分唯一のつんく曲。
歌詞の内容は今までのこぶしの曲と同じ系統をたどっています。こんな所じゃ負けらんない、きっと私はできる。みたいな。
ただそれを、
私だけになっちゃった 彼氏なし
とか、
とうとうあいつだけになっちゃった 本音友
みたいな切り口から入って、こんな個性的な歌詞で表せるのはつんくさんだけ。多くのこぶし曲のポジティブさっていうのは「猪突猛進!」とか「バッチコイ!」*4みたいな感じで勢いで突き抜けていく感じ。けどこの曲でのポジティブの表し方は、退屈だから髪を切りに行っちゃう女の子。周りがみんな彼氏ができたって自分が落ち込む必要なんかない。みんなそれぞれ大人になっていくの。きっと私は、、とりあえず髪切りに行こうかな。みたいな。
もうさすがとした言いようがない。誰が真似しようと思っても絶対できない。
『辛夷の花』
こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)
あまり曲数が多くなってもあれなので、締めはこの曲。
こぶしの強さ、儚さ。すべてが詰まった一曲です。そして辛夷という花から由来されるこぶしファクトリーという名前の意味の回答になっている曲なんではないでしょうか。
「拳」を挙げて「こぶし」たちは「辛夷」のように。清くこの世に咲き、熱く現在(いま)を歌ってゆく。
こぶしファクトリーの大事な部分が、この曲には詰まっています。
そしてこのMVが僕は大好きです。もうほんとに何度も見ました。ノスタルジックな雰囲気漂う街並みの中を辛夷のメンバーが走っていく。誰かに届けと全力で空に向かって歌う。もう走れなくなって膝をついてしまっても顔を上げればそこには8人のメンバーがいて、みんなで歌を届ける。
そして改めてMVを見て気づいたことですが、一番最後まで走っていたのはれいれい。偶然だとは思いますが、唯一解散後もハロー!に残る彼女の現在と繋がりを感じられずにいれませんでした。。
ほかにも語りたい曲はたくさんあります。アルバム曲を一曲しか挙げられなかったし、5人になってからの曲についてももっと書きたかった。
『Oh No 懊悩』『Come with me』『消せやしないキモチ』の3曲については楽曲大賞の記事で語っているのでそちらも見てほしいです。(下にリンク貼ります。)
大女優の松岡茉優さんは彼女独特の言い回しで言ってました。こぶしの曲や歌声は健康的だと。間違いないと思います。みんな健康に気を遣いたかったら辛夷の歌を聞きましょう。
さあ長い長いこぶしファクトリーの紹介記事も終わりを迎えようとしています。3部すべて読んでくださっている人がもしいたら、ほんとにありがとうございます。だらだらと駄文を読ませてしまって申し訳ないです。
しかし、こぶしファクトリーというグループの良さが少しでも伝わればいいなと思っております。
素晴らしいグループ3月で解散してしまいます。しかしそれもハロプロ。ハロメンを応援するということはそれも受け入れるということです。
寂しくなりますが残り少ない時間、こぶし組全員で応援しましょう!
こぶしファクトリー 其ノ壱 ~力強く咲くその花は春を告げる~
こぶしファクトリー 第二幕 ~力強く咲くその花は春を告げる~
5つのこぶしが向かう先は・・
こぶしファクトリー解散発表に寄せて。
ハロプロ楽曲大賞~楽曲部門・MV部門編~
『Oh No 懊悩』『Come with me』『消せやしないキモチ』の3曲についても語っています。
こぶしファクトリー 第二幕 ~力強く咲くその花は春を告げる~
この記事はこぶしファクトリーの紹介記事Part2です。主にメンバー個々の魅力について書いていきたいと思います。
ちなみに前回の其ノ壱はグループ全体のことについて、デビューからの時系列を追いつつ書いていきました。お時間のある方は是非読んでいただけると嬉しいです。
↓其ノ壱は以下から。↓
また前回同様、ハロヲタである筆者が自分の視点だけでそのグループの筆者自身が思う良いところを語っていくだけの記事でございます。読んでいただける方はそのつもりでお願いいたしますm(__)m
それでは早速、一人ずつ行きたいと思います。
1.広瀬彩海(あやぱん)
1人目は最年長でありこぶしファクトリーのリーダーのあやぱん。
こぶしファクトリーというグループにおいて、実にリーダーらしいリーダー。前の記事でも書きましたが、先輩後輩という関係性がないので誰が引っ張っていかないといけないとかないと思うんですよ、あんまり。しかも関係性も割とドライな子が多いから余計。だからリーダーが仕切ったり、導いたりする必要はあまりない中で彼女は正義感が強くて熱血。マイペースなメンバーも多い中で、決断をしたり何か案を出したり、要所でグループを締める役割を果たしていると想像します。
この子についてひとことで言えと言われたら、歌が上手い。ストレートに、シンプルに、歌が上手い。ほんとに上手い。こぶしファクトリーの歌唱像にぴったりの上手さ。突き抜ける高音、ドスの効いた低音、要所でのガナリ、ユニゾンでは目立たずにに支える、そしてソロパートで放たれる圧倒的な声量。歌に関してだったら何でもできるし、その自信にもあふれてる。今となってはこぶしの歌の大きな見どころでもあるハモリはあやぱんと和田桜子ちゃんなしでは絶対できないものだと思います。
しかも最初っから上手かったですよね。やっぱりトレイニーでの修行のあってこそのものだと思うし、結成が決まってからも彼女自身、自分の生きる道はこれだ!という感じで歌で思いっきりアピールしてましたよね。
正直、センタータイプではないじゃないですか、あやぱんは。そういう子って、歌が上手くても意外とパートを多く貰えなかったりするんですよ。まあ全体的にソロパートが多いっていうこぶしのカラーもあるとは思いますけど、それでもこれだけ多くのパートをもらって、曲中に見せ場があるのはあやぱんの歌唱力の高さによるものだと思うし、実際それを活かして自分のものにしていると思います。
あとは、愛する物事に対して向けるベクトルの大きさがいいですよね。愛する物事っていうか、まあ主に加賀楓のことですけど。
ワニ様仏様楓様♡広瀬彩海 | こぶしファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba
かえでぃーの写真集が発表されたときのあやぱんのブログ。いや、名文だと思いますよ。こういう文章が書けるなら自分もこういうスタイルでブログを書いていきたいですよ。
愛の強さがいいですし、それをこういう形で発信して、何のためらいもなく晒すことができるのがいいですよね。一番常識人のふりしてめっちゃ変な人。いや、こぶし内にもっと変な人いるけどね。
〈広瀬彩海オススメ動画〉
広瀬彩海『ロマンティック 浮かれモード』2018年 BDイベ
2.野村みな美(のむさん)
2人目、のむさん。こぶし内にいるもっと変な人。
この最新の衣装たまらなくいいんですよ。初回Bのジャケ写とかね、スカートのヒラヒラ具合がザ・アイドル。
この子はね、実は一番アイドルなんですよ。こぶしの中で一番ザ・アイドル。基本中の基本であるギャップをこれでもかという程おさえてる。
普段は話し始めたらもう止まらないのむさんワールド。その雰囲気はオノマトペを使って表すとポワポワ?ポヨポヨ?とにかくつかみどころがなくて柔らかい。そして最終的には周りを振り回したりする。のむりーくすの件*1はその真骨頂たるもの。トークコーナーで彼女が喋り出すと周りはいつでも入れるようにサポートに構える。さもなければ口を滑らせて浜ちゃんに叱られそうな雰囲気の持ち主。そんなのむさんに1人でコメンタリー収録*2させたのは事務所の英断。
しかし一旦ステージに上がればそのパフォーマンスに目と気持ちを奪われる。そのギャップがたまらんのです。曲中の登場人物がまるで憑依しているかのような、一人だけミュージカルやってんすよ、ずっと。ある時は駅ナカにある雑貨屋でおそろいのペンダント選んでる子になるし*3、ある時は彼氏なしがとうとう私だけになっちゃって退屈だから髪でも切りに行くんです*4。しかもそれを狙ってやってるって感じが全くないんですよ。演じてるとかじゃなくて、ほんと、憑依。憑依いわれる所以は歌だけじゃなくてもちろんダンスも。ダンスというか表情や仕草すべて。同じ振付なのに一人だけ全然違う振付してるように見える。
トークもパフォーマンスも予測不能。ハロヲタの心にこそ突き刺さるタイプのメンバーです。
〈野村みな美オススメ動画〉
3.浜浦彩乃(浜ちゃん)
3人目はこぶしファクトリーの押しも押されぬエース、浜ちゃんです。
こぶしファクトリーというグループを形容するときに、よく誰がセンターに立っていてもおかしくない、とかそれぐらい全員のレベルが高いグループ、とか言われると思います。実際その評は間違ってない。けどやっぱりこぶしのエースといえば浜ちゃん、去年の一年で改めてそう思いました。これまでの長い鍛錬と様々な苦悩により裏付けられる自信と風格がまさにエース。
歌も、魂のこもった歌をいつも歌います。スゲー煽るとか、めっちゃカッコいいフェイクを入れるとかそういうのはないけど、ただ普通に歌ってるだけなのにめちゃめちゃ懸けてる気持ちを感じる。そのステージ、そのフレーズに懸ける思い。特別なことはしない、先生から教わったことに忠実に、歌を、ダンスを届ける。長く研修生のリーダー格として引っ張ってきただけのことはあります。
全部完ぺきを求めるスタイルの浜ちゃん。多分どこまでも細部にこだわって、どんな小さいことも見逃さない。けどそんな彼女が時折みせる笑顔やメンバーと楽しんでいる素の表情がほんとにかわいい。ただただかわいい。ステージでキメてる姿とのギャップたまらない。さっき時折見せるって言いましたけど、別に笑顔の時間が少ないわけではなくて、パフォーマンスの時のイメージとはギャップがあるって意味。素敵。
そんなパフォーマンスも笑顔も、あの実在する人間とは思えないような異次元のスタイルと小顔から放たれる。ほんと異次元ですよ、異次元。僕らが子供のころ見たあのセーラームーンと同レベ。いま実写版をやるならうさぎ役に浜ちゃんを起用しないのは甘え。あの手足の長さですから、スッと立ってるだけで綺麗・カッコいいんですよ。けどね、素が出ると普通の女の子だしただただカワイイ。そのギャップ。
長くデビューが待たれ、タワレコの社長に時間が無いとまで言わさせた研修生時代。ヲタの期待していた、待ち望んでいたエースに成長しました。ハロプロ史における重要人物の一人として今後も語り継がれていく人だと思います。
〈浜浦彩乃オススメ動画〉
4.和田桜子(らっこ・さこ)
4人目はらっこ。桜子ってめっちゃ可愛い名前じゃないですか?
そのかわいらしい名前のおかげもあってか、研修生のころのイメージは完全に癒し系。すくなくとも僕はそうでした。研修生発表会で賞を獲得した時が一番印象がずっと残ってて、決して歌は上手くないけど、パフォーマンスが癒し系でみてて楽しい気持ちになる。そんな印象だったんですよ。けどこぶしファクトリーになって歌を聞いてみたらもうその頃とは全然違くて。前回の記事で語ったようにのむさんもそうだったんですけど、研修生を追ってなかったからこそデビューして初めて気付くことも多くて、その中でもらっこの歌が凄くうまくなってたのは大きな衝撃でした。
さこの歌は変幻自在。その癒し系ボイスからは想像できない低めの声でカッコよくきめる時もあれば、ストレートにかわいく歌わせてらもちろんかわいい。しっとりとした曲を歌わせたらウェットな色気で溢れてる(つんくさん風)。そして気づいたらきれいな高音響かせてハモってる。やべぇ後ろのハモめっちゃいいと思ったら大体さこ。グループの中でも目立つほうのポジではないけど、グループを支える縁の下の力持ち。
キャラクターも割とぶっ飛んでて、周りのハロメンに対する愛をこれでもかとぶっちゃけてます。そのハロメンに持ってる愛の気持ちは、気になってる子をデートに誘えない非リアと一緒。誘いたいんだけどグイグイ行き過ぎたら嫌われちゃうんじゃないかって怖くて誘えない。。断られたらどうしようって。。そんな感じです。
でも常に笑顔を振りまいててグループを明るくさせるメンバーです。
〈和田桜子オススメ動画〉
和田桜子『白いTOKYO』2019年 BDイベ
5.井上玲音(れいれい)
ラスト5人目は井上れいれいです。
まあ、シンプルに美人。いやあ、美人。。ほんと美人。。。大事なことなので3回言いました。
スラっとした出で立ちで、パッとグループ全体を見たときに一番最初に目を引くメンバーかもしれません。スタイル良くて細いんだけど、か弱さとかはあまり感じさせず鍛えられた強さを感じます。(これは変な意味じゃなくて)いい太ももしてるんですよ。体の細さとか脚の長さに対してちょっと太めなんですよ。ちょっと丸みを帯びてて、モデルさんの足みたいないわゆる美脚じゃないんですけど僕にとってはめっちゃ美脚。程よく鍛えられたハムストリングと大腿四頭筋がそうさせてます。素晴らしい。(小声)
そして実は一番アイドルっぽくないんですよ。なんかこう自分をかわいく見てもらいたい、かわいく映してほしいっていう欲ってすごくアイドルっぽいと思うんですけど、(勝手な主観ですが)それがあんまりない。もちろん自分がかわいく、綺麗でいたいっていう気持ちはあると思うんですけど、そのベクトルはファンとかカメラじゃなくて自分に向いてる感じ。
あとは曲中以外の振る舞いもアイドルっぽくない。もちろんいい意味で。どこにでもいるじゃないですか、発する一言一言が面白い女子高生。みんなの中心にいてワーキャー騒いでる輪の中心にいる人。
あとストイック。アイドルやってるのがちょっと意外にも思えるぐらいストイックな性格してると思う。あんまり表には出さないけど。普通の女の子だったらなんかの運動部入ってめっちゃエースやってそう。で、大学入ったら絶対女ラク(女子ラクロス部)。
歌に関していうと、どんな歌を歌ってるときでも一本芯が通ってる。いろんな歌い方を器用にできるタイプではないけど、逆にどんな時でも自分の歌い方は崩れない。安定感抜群です。歌もダンスも、どんな場面でもどんな曲でも安定してこなす、ハロプロのオールラウンダーです。ハロコンのシャッフルで2人組をやる機会が多いんですけど、スタッフからどんな曲でも安心して任せられると思われてる証拠かなと思います。
〈井上玲音オススメ動画〉
ということで、5人紹介してきました。まあ紹介といえたほどのもんじゃないですし、全然違うだろって思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、個人の勝手な見解ですのでそこはお手柔らかにお願いします。
とにかく個性的なメンバー(というかハロメン全員個性的)ですが、グループとしてのまとまりは強い。なんならこぶし組全員でのまとまりが強い。仕事仲間といっても、仲のいい友達といってもなんか違うような気がする、不思議な良いバランスの関係性の上で成り立っている5人組だと思います。
次のPart3はこぶしファクトリーの楽曲についてを中心に記事を書きたいと思っています。長くなってしまいますが、読んでいただけたら嬉しいです。m(__)m
こぶしファクトリー 其ノ壱 ~力強く咲くその花は春を告げる~
5つのこぶしが向かう先は・・
こぶしファクトリー解散発表に寄せて。
こぶしファクトリー 其ノ壱 ~力強く咲くその花は春を告げる~
コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)は、モクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。早春に、他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。(Wikipediaより)
辛夷。拳。こぶし。どの書き方をとっても、彼女たちを連想させる。つけられた名前のように咲こうと彼女たちが力強く成長していったのか、それとも辛い冬を乗り切りやっと土に咲いた彼女たちをみてこの名前を付けたのか。どちらにせよ、最初に見たときは各所でどよめいたこの名前、今ではグループを象徴する素晴らしい名前だなと思います。
ちょっとかっこつけて演出めいた始まりをしてしまいましたが、こぶしファクトリーの紹介記事を書きたいと思います。といっても、紹介記事というにはちょっと語弊があるかもしれません。ヲタクが自分の視点だけでそのグループの筆者自身が思う良いところを語っていくだけの記事でございます。読んでいただける方はそのつもりでお願いいたしますm(__)m
今回は時系列を追いつつグループ全体の魅力とか、こぶしファクトリーがどうのような軌跡をたどって、それにどうやって心を動かされてきたかを綴りたいと思います。
明日以降はメンバー個々の魅力についてや楽曲の良さについて書いていければいいかなと思っています。
あと念のため最初に言っておくとこぶしファクトリーは先日、活動終了を発表しています。それについてはこちらをぜひ読んでください。
始まりは2015年の1月2日。ハロプロ研修生内ユニットという名目で結成が発表。毎回のことですが、具体的な発表はなくこれからこの8人がどうなるのか、デビューして、シングルやアルバムをリリースして、ツアーをやって、長く続くグループになるかもわかりませんでした。
そして正直に言うと、自分はこの時点ではあまり興味を持っていませんでした。名前をよく聞く研修生で燻ってた子たちと、最近入ったトレイニー*1の子たちを入れた8人かー、ぐらいの認識。
というのもこの時期はそれどころじゃなくて、うたちゃんフィーバー*2真っただ中。また、スマイレージがアンジュルムに改名して3期が加入。そして名曲『大器晩成』が初披露されたのもこの頃。娘。は道重さゆみの卒業と12期の加入を迎えた新体制。そしてBerryz工房が活動休止に向けてのラストスパートをかけているという状態。転換期を迎えている感MAXのハロプロでした。
そんな中でも、グループ内で最も注目されていたのが浜浦彩乃ちゃん(浜ちゃん)。長いあいだ研修生を引っ張ってきた彼女がついにデビュー。こぶしファクトリーという名前がつくまでは「はまちゃんズ」というグループ名が最も浸透していたほどです。
(↓この記事を書くにあたって少し過去のことを調べたりしたんですが、その中で見つけた記事です。勝手で申し訳ありませんが、、転載させて頂きます。当時のハロプロの様子もよくわかります。)
浜浦彩乃の「新ユニット」は何故「はまちゃんず」と呼ばれたのか - guchu guchu pay
そしてグループとして初めてもらった曲は『念には念』。いま改めて振り返ってもこのグループの方向性を示すのにも素晴らしい曲だったなと。楽曲として単純にいい曲であり、がなりもあり、ソロパートも多くて個々の歌唱力も伝わる、そんな多くのことが一気に伝わる曲でした。
自分がこの曲を初めて聞いたのは当時のハロプロ冠番組であった「The Girls Live」のスタジオパフォーマンス。そしてこの時のパフォーマンスが凄く印象に残って、こぶしファクトリーに大きく興味を持つきっかけになりました。
この時一番驚いたのは、「浜ちゃんがセンターじゃない!!」ということ。そう、浜ちゃんが圧倒的センターだと思われていたのに全然違ったんです。真ん中に立っていたのも違うメンバーだったし、良いパートをもらっていたのも違うメンバーだったし、、、ただ、その真ん中に立っていた、あるいはいいパートを歌っていたメンバーのパフォーマンスが予想をはるかに上回っていたので圧倒的に印象に残りました。
その中でも特に三人、広瀬彩海ちゃん、井上玲音ちゃん、野村みな美ちゃん。
あやぱんとれいれいはトレイニー出身。研修生で長く活動してきたメンバーが多かったのでこの二人だけ全く情報がありませんでした。しかしふたを開けてみたらこんなに歌が上手い子がいたのかと。しかも二人とも。れいれいに至っては完全にこの映像で虜になりました。このメンバーの中でも放つアイドルオーラが圧倒的でした。曲中の立ち居振る舞い、ステージでの映え方、全く持って新人とは思えないパフォーマンスでした。
そしてのむさんは、すこし前の℃-uteの舞台「さくらの花束」*3に出演していて、その時のイメージが強かったです。
役のせいもあるかもしれませんが、声も体も小さい冴えない女の子というイメージがありました。その子が念念ではいきなりセンターに立ってあんなにかっこよく曲を仕上げていて、、度肝を抜かれました。ああ、こんなにも短期間で研修生の子って変わるんだなと思いました。
その後もグループは順調に成長を続け、いまのBEYOOOOONDSにも劣らない勢いを持った新人でした。
全員が研修生出身ということもあって、スキルも新人とは思えないほどしっかりしたグループ。研修生内ユニットからのスタートでいうと、当時はJuice=Juiceに続く存在でしたが、J=Jはそういった意味での完成度は低かったかもしれません。しかし、こぶしの8人はどこをとってもスキがないというか、やっぱりパートを多く貰ってグループを華で引っ張るメンバーはしっかりいるけど、それ以外のメンバーも実は高いパフォーマンスをするという。グループとしてのスキルの完成度を見るときに、脇を固めるメンバーの実力というのはすごく重要だと思っていて、そこはこぶしファクトリーの強みの一つだと思っていました。
さらに、研修生の一つの黄金期と捉えられることも多い期間を中心メンバーとして活動していた面々が同じグループで華々しく活躍しているというのもエモかったです。その黄金期というのは2014年の夏~秋ぐらいと認識しています。ちょうど田辺ななみんが辞めちゃったり20期が加入したりぐらいの時期でした。
(↓この研修生アルバムのジャケットに写ってるメンバーがいた時期のことが言いたいです!!こぶしのメンバー以外もエモいことはここではおいといて、、)
そして1stアルバム発売、主演映画などもあり順調かと思われましたが、2017年にメンバーの卒業・脱退が相次ぎ、メンバーは5人に減少。ヲタにとっては受難の年になりました。
かつての勢いも失い、ハロプロ全体としてもリリースのペースが落ちていった時期だったのでやはりグループ自体の影もどんどん薄れていってしましました。
しかし、その中でも彼女たち5人は努力を続けこぶしファクトリーにしかないものを時間をかけて作っていったように思っています。ヲタの皆さんはなんとなくわかっていただけると思うのですが、彼女らの発言からはスタッフ側からの発案ではなく自ら進めていったように強く感じます。
その一つが「歌」。それも今までのような力強くがなったりこぶしをきかせた歌だけではなく、アカペラであったりハモリであったり、技術で届ける、聞かせる歌を5人は自分たちのものとしていきました。ボイトレを増やしてもらったとメンバーも言っていましたし、れいれいは自らボイパをやりたいと話し、それをあんなにも完成度の高いグループ全体でのアカペラパフォーマンスにつなげました。
こぶしファクトリー《アカペラ&ボイスパーカッション》LOVEマシーン
そして先ほども言ったようにハモリも曲中に多く登場するようになったこぶしファクトリー。その代表曲がこの曲。
こぶしファクトリー『ハルウララ』(Magnolia Factory [Haru Urara-Beautiful Spring])(Promotion Edit)
何度もこのブログでは発言していますが、2017年以降グループの方向性を決めていく中でそれが定まったのが結果的に去年だったと思っています。そこからこの5人で、メンバーの卒業も加入もない中でそれを成熟させていく。そんな未来が待っていると思っていたので今回の発表は非常に残念でした。本当に楽しみでした、このグループのこの先が。
いまの5人の魅力についてもう少し語っておくと、やっぱりかわいいんですよ。なんか顔面レベルがどうこうとかいう話ではなくて(顔面もかわいい)、ステージでの雰囲気の作り方、オーラ、立ち居振る舞い、仕草とか、そういう話です。表現力ともいうかもしれないです。「かわいい」を演じることが得意って言った方が正確。
やっぱりこれってアイドルとして絶対必要なことだと思ってて、それをこの5人はすごく持ってるなと。でもこれは活動していく中で備わっていったというよりも元々持っていた部分が大きい。それがデビューしてステージ経験を積んでいくうちに目に見えるところに現れるようになってきたというか。
なんか5人がマイク持ってステージに立っているだけで一目でかわいいって、アイドルってわかりますよね。
しかしそんな5人もステージを一歩離れれば二十歳前後の普通の女の子なわけです。5人のトークやラジオ、コンサートのMCなんかを聞いているとそれをすごく感じます。
特に最近でいうと「アイドル三十六房」でのトークを聞いた人ならわかると思うんですが、本人たちが言っているようにすごくサバサバしていて。先輩後輩という関係性がないのも一因だとは思うのですが、それでも誰かをすごく持ち上げたりとかアイドルにありがちなベタベタしてる感じが全くないんですよね。
いや、もちろん誰かをかわいいって言うことはあるんですよ。のむさんがれいれいをほめたりとか、らっこが美葉ちゃんに夢中だったりとか。でも「キャーーーー!!」みたいなのは無くて、ほんとに普通の女子高生の話を聞いてるみたいな感覚。ここはいい意味でアイドルらしくないと思います。
キャラも全員立っているし、ツッコんだり、話の流れを作ったりすることのできるメンバーもいるし、曲中でのパフォーマンスという部分以外でのグループとしての完成度も高いです。
というわけで、今回はこの辺までにしたいと思います。
とにかく、あらゆる部分で完成度がとても高く、波乱万丈の5年間の中で自分たちの意思で確実に成長をし続けてきたグループであることは間違いありません。そしてハロヲタという生物にとても刺さるグループであることも。
冒頭でも述べたように、次回以降も続けてこぶしファクトリーの魅力に迫っていきたいと思います。
こぶしファクトリー 第二幕 ~力強く咲くその花は春を告げる~
5つのこぶしが向かう先は・・
こぶしファクトリー解散発表に寄せて。
5つのこぶしが向かう先は・・
このお知らせを見た瞬間に思わず声が出てしまいました。「なんで!」「嘘だろ‥」一人で叫んでいました。
ショックです、、そりゃあ月並みの言葉じゃ表せないぐらい。
けどすぐに、この5人の決断を応援したいと思いました。なんたって5人と事務所で話して決めたことだろうし、本人たちが自分の拳でそれぞれの幸せをつかみに行った結果の解散なのです。当然、誰もそれを止める権利はありません。
楽曲大賞の記事なんかでも散々書きましたが、去年一年を通して、というか5人になってからほんとにいい形で成長を続けてきたグループだと思います。「歌」というわかりやすい武器を大きく打ち出し、ことごとく彼女たちの実力を証明してきました。そして、歌手らしく歌で魅せる中で、アイドルとしての可愛さ、愛嬌は抜群。このまま成長してグループとしての円熟味を増せば、アップフロントという音楽事務所に所属するアイドルとしての一つの完成形になると確信していました。
アンジュルムやJuice=Juiceもメンバーの卒業加入を繰り返すようになった中、最近結成したBEYOOOOONDSを除き唯一、結成からメンバーの加入がないグループ。ベリキューがハロプロにいない今、貴重な存在です。
メンバーがずっと変わらないことのメリットとして、やっぱりグループの完成度が年を重ねるごとに増していくということが挙げられます。ベリキューはもちろん、プラチナ期やJ=Jのオリメンの5人なんかもそのいい例かと思います。誰もが、こぶしファクトリーも同じ道を突き進むと思っていたんじゃないでしょうか。
彼女たちの歌を、もっと大きなステージで聞きたかったという本音はもちろんあります。その時にはきっと、もっと成長した彼女たちが素晴らしいパフォーマンスを見せているんだろうなと、思います。そしてもしそれが実現していたら、それは間違いなく彼女たちにとっても幸せなことだったとも思います。
けれど、メンバーの多くはその幸せとは別の幸せをつかむことを望んだ。決断とはそういうものです。何かを得るためには何かを失わなければならない。例えそれが多くの人が望まないようなことであっても、両方の未来を天秤にかけて、より自分にとって幸せだと想像できる未来を選択する。ただそれだけ。
みなさんもたくさんの決断をしてきて今があるでしょう。応援してくれてる人、支えてもらってる人に反対されてもその決断をしてきた人もいるでしょう。親や友人、恋人から望まれていない決断をしたこともあるでしょう。
彼女たちも、アイドルとして、芸能界の中にいる一人のタレントとして、そして一人の人間としてその決断を下したまで、です。ぜひ5人の決断を快く、応援できる人が一人でも多くいてほしいなと思います。
話題は変わりますが、今後はハロプロのグループについてそれぞれの良さを語る記事を書いていけたらいいなと思います。自己満で書いているブログですが、ハロプロに興味を持ち始めた人に見てもらえたり、生粋のハロヲタさんにみてもらって共感をしてもらえたりしたら嬉しいな、ということを考えていたりしています。
こぶしの解散がきっかけというわけではないんですが、やはり残り少ない時間、どのグループから書くかと聞かれれば間違いなくこぶしファクトリーです。
こぶしファクトリーの良さ、存分に書きたいと思います。
ハロコン2020冬のシャッフルがエモすぎる
(※これはこぶしファクトリーの解散発表前にほとんど書き終えていたので、そこについてはノータッチです。)
いまさらですが、明けましておめでとうございます。
去年の夏ごろから書き始めたこのブログですが、全く書けていなかった時期もあったけど、今こうして書いていてそれを読んでくれている人が少なからずいるということがうれしいです。
ほとんど自己満みたいなブログですが、今年も気ままにマイペースに書いていきたいと思います。
ハロー!プロジェクトは毎年お正月恒例のハロコンが1月2日から始まっていますね。
今回はそのハロコンのセットリストについて思ったことを書きたいなと思います。
自分はシャッフルパートがホント好きなんです。基本的には箱推しというかDDというか、、ある程度推しメンはいますがみんな大好きなので。毎年、「いやこの組み合わせじゃないだろ~」とか、「このユニット組んだ人天才すぎる」とかそんな感じでセットリストをみて一人で盛り上がっております。
なので今回もほとんどシャッフルについてになります。(というか今回のシャッフルの組み合わせをみてこの記事を書きたくなった。笑)
以下、ネタバレ満載です。
実際のハロコンのセトリについては以下の記事をみてもらえればわかりやすいかなと思います。今年は「sideA」と「sideB」の2パターンでの公演になっています。
※勝手に転載して申し訳ありませんm(__)m
↓「sideA」
【ハロコン2020冬・セトリ】Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ] ~side A~【1/2中野・初日】 | ハロヲタがタップするブログ
↓「sideB」
【ハロコン2020冬・セトリ】Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ] ~side A~【1/2中野・初日】 | ハロヲタがタップするブログ
まず、このセットリストをみて思ったのはシンプルに各グループが各々の持ち歌を歌うというパートが短いこと。僕の印象では最近のハロコンって普通にそれぞれの持ち歌を多く歌っている印象だったんですよ。新曲発表会なんて揶揄されているのも見ましたけど、まあ最近の曲を多めにやるのが一番リハーサルも少なく行くでしょうから負担が少ないっていうのもあると思うし、しょうがない部分もあると思います。
ただ、それだとやっぱり専ヲタの人はつらいですし、僕みたいなDDもせっかく全員いるんだから何かしらスペシャルなコラボをみたくなるわけです。
単独コンサートとハロコンの住み分けをするためにも、あとはハロプロの良き伝統という部分でもシャッフルは多く見たいです。もちろんメンバーの負担は事務所の方には十分考慮してもらって、そこはうまいことやっていただけたらと思います、、
ということでまず「sideA」からみていくと、
シャッフルの分け方が、研修生同期や同時期にデビューした組で分けられているということで、こんなエモいことありますか。
ハロプロに限らず「同期」という繋がりはほんとにエモい。そしてそれをハロコンのシャッフルでやってくれたという喜び。
これまでのシャッフルの組み合わせって、こういう狙った組み合わせは意識して外してたと思うんですよ。例えば、「ばくわら世代」だけで組むとか。やっぱそれをやっちゃうと、そのほかの組み合わせもなにか組んだ特別な理由を付けなきゃいけなくなっちゃうとかそういう感じでやってこなかったんだと思うんですけど。
まあとにかく今回やってくれたということでほんとに嬉しい素晴らしい。20期のROCKエロティックは山木さんが卒業する前にやれよという気持ちでいっぱいですが。
ここからは自分が特にイイとおもったユニットをあげていきます。
『都会っ子 純情』
ハロプロ研修生26期(横山・川村・橋迫・西田・山﨑(夢))
年上の二人は早めにデビューしていて、いまや娘。の中心人物とアンジュのサブリーダー。まんなかの二人は令和をときめく新グループの両エース。そして末っ子の鈴ちゃんは最近デビューしてまさに末っ子という感じ。すごいユニットとしてバランスが取れているし全員歌えるし仲もいい26期です。
鈴ちゃんを最後に、研修生に残っていた同期がデビューしたということでいま非常に多幸感で溢れる5人ですよね。
選曲もシンプルに盛り上がる曲を持ってきましたね。遺憾なく歌唱力を発揮してくれそうだし、これを5人でやるというのがイイ。
『ROCKエロティック』
ハロプロ研修生20期(羽賀・船木・段原・新沼)
いやこれはほんとに、ついにという感じ。
20期が研修生に入りたての頃、20期全員(当時は7人)で披露したのがこのROCKエロティック。各所でメンバーが20期でまたこの曲をやりたいと発言していましたがそれがついに実現。(ほんとに山木さんもいてほしかった‥)
この期は実はただの同期じゃなくて、全員同じオーディションの落選組なんです。そのオーディションというのが娘。12期の1回目のオーディション。結果的にこのオーデは該当者なしで全員落選。その最終まで残った7人がそのまま20期として研修生になりました。
自分は割とこの7人に思い入れがあって、当時自分はヲタになって1年経つか経たないかぐらい。どんな新メンバーが加入するのかとワクワクしていたところにまさかの全員落選。からの全員研修生入り。しかもその中にものすごい逸材がいるではないかと気付き、研修生にも多少興味を持つきっかけとなりました。
その後、20期で歌っているROCKエロティックを聞き、やっぱりこの子たちはすごい、このまま7人でデビューしてくれないかと思っていました。2人は辞めていってしまいましたが5人は順当にデビュー。こちらも多幸感あふれる同期ですね。
『僕らの世代!』
ナイスガール研修生(広瀬・井上・小片)
正直ナイスガールのことはよく知りませんが、過酷な環境だったりお客さんが少ない中で下積みを積んできたことはわかります。その中を勝ち抜き研修生に選ばれ、そしてデビューした3人が、当時の曲を歌うという、こんなエモいことありますか。
しかもこの曲、ハロプロやナイスガールのことを知らない人でも聞いたことある人は多いはずで、ゲーム「リズム天国」のなかで使われていた曲です。
つんくさんが作る曲の中ではシンプルにいい曲で、青春感で溢れています。僕らの世代という題名からもわかる通り、こういうテーマで組まれたユニットで歌うにはもってこいです。ダンスも含め、研修生っぽいというか下積み時代の曲っていう感じも強くあります。
こぶつば合同コンでも一度披露していますが何度やってもいいと思いますね。彼女たちが卒業するときとかもやるんでしょうかね。
↓こぶつば合同コンのとき
『恋泥棒』
ハロプロ研修生北海道(山﨑(愛)・太田・工藤)
ナイスガールと同じですが、同じ場所で下積みをしてきた子たちがハロコンという大舞台で一緒に曲を歌うというエモさ。そして北研がカントリーの曲を歌うという。もうエモさが溢れまくって洪水が起きてます。
あとはシンプルにこの3人に曲のイメージがぴったりですよね。この辺りがほんとに今回のシャッフルのセンスがいいというか。全員タイプは違うけどそれぞれのカワイイを存分に発揮できる曲かなと。
『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』
一般オーディション(生田・石田・佐藤・北川・岡村(ほ))
ここに関してはシンプルに選曲の勝ち。この曲をやってくれたことが神。ハロプロのレジェンド曲の一つだと思っていて、ほんとにいい曲。雰囲気は元気でかわいい感じなのになぜかめちゃくちゃカッコよさを感じる曲。
そしてこれをこのメンバーでやってくれたことも神。15期のフレッシュ感も出せるし、えりぽんのこういう曲でのクシャっとした笑顔はほんと可愛いし、だーいしのキレキレダンスも見れる。そしてなによりまーちゃん。ぼくが最初にまーちゃんの虜になったのが、2013のハロコンでこの曲をやっているのをみてなんです。実際この辺りから才能の片りんを見せ始めて覚醒していきましたから。
↓そのときの映像
佐藤優樹 2013『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』(小田さくら、福田花音、宮崎由加、金澤朋子)
ハロプロエッグ(譜久村・小田・竹内・高木・宮本・浜浦)
エッグ出身者のユニット。この中でも、はまちゃんやおださくはエッグのイメージはほとんどありませんが一応エッグ時代から在籍していたということでここのユニット。
何が凄いって、とんでもなく実力者ばかりだということ。そしてハロプロ愛の強いメンバーばかりですよね。ハロプロを概念としてとらえたときに、それを最も体現しているメンバーがそろっているんじゃないかなと思います。(その中ではまちゃんが堂々と渡り合ってるのが素敵。)
しかも曲はあななし。Berryzという、これまたハロプロを体現しているグループのデビュー曲を披露するというのも良い。(実はもっと元気で明るい系の、エッグっぽい曲をやってほしかったりする。)
『すっちゃかめっちゃか~』
モーニング娘。’14<黄金>オーディション(野中・森戸・上國料・谷本・浅倉・小野田)
伝説の12期オーディション出身のメンバーですね。このメンバーに加え、尾形春水ちゃん、小関舞ちゃん、島村嬉唄ちゃんが参加していたオーディション。よくこれほどの逸材が一度のオーディションに揃ったなと。そして実際に合格したのがはーちんとチェルの2人というのもおもしろい。
BEYOOOOONDSがデビューし、ハロプロ全体が若返りをしていく中でこの世代のメンバーが中堅のとして今のハロプロを支えているというのも感慨深い。しかも割とこの期も仲が良くて、ちぇる、ちぃ、かみこあたりが同期として接しているのが個人的にツボなんです。わかってくれる人いるかな、、笑
ハロプロ研修生17期(牧野・加賀・金澤・和田・岸本・一岡)
今となってはBEYOOOOONDSの立派なリーダーですが、いっちゃんのデビューが決まったときの映像は涙なしには見られません。そんないっちゃんがデビューしたことで全員がハロプロの正規メンバーとして活躍している17期。毎回ハロコンで取っている集合写真は、必ず並びが一緒。研修生としてお披露目されたときの並びです。かえでぃーといっちゃんが研修生の時から撮り続けているため、比べると泣けてきます。
また、かなともだけ年齢がそこし離れていますが、みんな完全に同期として接しているのがいいですよね。まりあが、「かなとも」ってあだ名で呼び捨てしてる違和感がいいなと思ってて、これもハロプロならではだなと。
つづいて、「sideB」のセトリをみていきましょう。
「sideB」のシャッフルはなんと誕生月ごとの組んだ全12組。こうやってオートマチックに組まれたシャッフルは以前にもなかったんじゃないかなと思います。そういう意味ですごく新鮮だなと。
そしてこちらはシャッフル以外にも気になった曲もいくつか。
『明晩、ギャラクシー劇場で』
ただただ好きな曲。ハロプロ楽曲大賞でも投票した通り、2019年の個人的ベストソングです。それをハロコンという場所でさっそく披露してくれたこと。少しでも多くの人にこの曲が届いたことがうれしい。発売時期が違ったらもっと順位も高かったはずと思っています。
『眼鏡の男の子』
(アンジュルム&BEYOOOOONDS)
今回のハロコンですが、通常のシャッフルとは別にグループごとのシャッフルもセトリに入れるという大盤振る舞い。組み合わせは「アンジュ×ビヨ」「こぶし×つばき」「娘。×J=J」ということで、中でも注目はやはりこの曲でしょう。
そもそもアンジュは他グループのカバーに強すぎ。いやこれは本当にすごいと思う。過去には『シャボン玉』『チョット愚直に!猪突猛進』『禁断少女』など、幅広くやっていますがどれも素晴らしい。メンバーの個性が強いからなのか、オリジナルと違いが出せますよね。あとはシンプルにみんなのスキルが高い。
そして『眼鏡の男の子』をやるにあたって気になるのはやっぱり配役。前ここ役は莉佳子って聞かなくてもわかる。個人的にかみこは、夢羽か桃々姫のところかなと思っていたのですがそこはそれぞれ鈴ちゃんとムロだった模様。そしてお嬢様役がかっさーとふなちゃんていうのは最高ですね。
『白いTOKYO』
2月生まれ(牧野・野村・森戸・横山・一岡)
まずメンツがめちゃくちゃいいですね。この5人での曲を何曲でもみたい。身長とかの見た目のバランスもいいし、歌声なんかも統一感も出せるし個性もはっきりしてる。すごくバランスがいいと思います。
そしてこの選曲。。自分がハロー!のなかでも大好きな曲なので嬉しいですね。しかもこのメンバーでやってくれたことが。いやもう、、ピッタリじゃないですか。最高。とにかく最高。
8月生まれ(江口・広瀬・小林・島倉)
このシャッフルはある程度それぞれの誕生月に寄せた選曲をしていると思うのですが、夏曲としてこの曲を持ってくるセンスですよ。だってそんなに有名な曲じゃないですよね?これ。
ただね、島倉りかちゃんとかがこの曲やってるの最高じゃないですか。やっぱ彼女のイメージってどっちかっていうと正統派っていうか、しっかり魅せるタイプだと思うんですけど、その彼女がこういうかなりおどけたパフォーマンスがある曲をやるっていうのがいいですよね。オリジナルだってミキティーや愛ちゃんがこの曲やってますからね。そういう良さがある選曲だと思います。
『ハピネス~幸福歓迎!~』
10月生まれ(橋迫・野中・新沼・岡村(美)・太田・笠原・上國料・譜久村)
曲名通り多幸感でいっぱいになること間違いなしのメンバーと選曲。笑顔の印象が強くて若くてフレッシュなメンバーが自然と10月には集まりましたね。からのこの選曲ですからね。今回のセトリ考えた人は、この組み合わせを思いついた瞬間に脳汁出まくったでしょうね。そしてふくちゃんが全体的に若いメンバーに入ってもあんまり違和感ないのが凄いね。
『スッペシャル ジェネレ~ション』
『Say Yeah!-もっとミラクルナイト-』
『Magic of Love』
(全員)
そして締めは全員でこの3曲。いや、最高すぎん?なんかもうハロヲタホイホイって感じの3曲ですよね。ハロヲタ好みの曲というか。そしてどれも大勢でやるのにも向いてる曲というのもポイント高い。
特にミラコーなんかもうね。最近だけで言ったら娘。コンよりもハロコンの方が披露してる回数多いですよね。表現合ってるかわかんないけど、伝統曲!って感じしません?めっちゃいいですよね。最後の畳みかける感じとかもう。ね。(語彙力崩壊)
ということで今回はハロコンについて書きました。あんまりこういうのは書くつもりなかったんですけど、セトリをみたときにエモすぎてもう感動したのでつい書きたくなってしまいました。
シャッフルに限らずですけどハロコンのセトリ考えるのってほんとにセンス試されますよね。どの曲を選ぶか、どの順番で歌わせるか。緩急を付けたり、一気に畳みかけたり。その中でもシャッフルパートはほんとに決めるの難しいだろうけど、絶対に決めるの楽しいと思う。そして今回のハロコンは素晴らしいセトリが組まれたなとか樹ながら改めて思いました。
ハロコンのシャッフルのセットリストを考える職に就きたい。いま将来の夢が決まりました。
今回の何が良かったって、これを出し惜しみしてついに最後まで見れなかったということがないこと。17期にしろ26期にしろ北研にしろ、やっぱり一回は見たい組み合わせでしたので。20期なんかは実際に山木さんが卒業してからになってしまいましたし。過去にも見たかった組み合わせはいくらでもあって、例えばばくわら世代のスター陣の共演もやっぱり見たかったですよね、鞘師やめいめいが卒業する前に。
まあこんなこと言っててもしょうがないので、今のハロー!を楽しまないとダメですよ!!大事なのは今です!!ほんとに、最近そう思います。