こぶしファクトリー 第二幕 ~力強く咲くその花は春を告げる~
この記事はこぶしファクトリーの紹介記事Part2です。主にメンバー個々の魅力について書いていきたいと思います。
ちなみに前回の其ノ壱はグループ全体のことについて、デビューからの時系列を追いつつ書いていきました。お時間のある方は是非読んでいただけると嬉しいです。
↓其ノ壱は以下から。↓
また前回同様、ハロヲタである筆者が自分の視点だけでそのグループの筆者自身が思う良いところを語っていくだけの記事でございます。読んでいただける方はそのつもりでお願いいたしますm(__)m
それでは早速、一人ずつ行きたいと思います。
1.広瀬彩海(あやぱん)
1人目は最年長でありこぶしファクトリーのリーダーのあやぱん。
こぶしファクトリーというグループにおいて、実にリーダーらしいリーダー。前の記事でも書きましたが、先輩後輩という関係性がないので誰が引っ張っていかないといけないとかないと思うんですよ、あんまり。しかも関係性も割とドライな子が多いから余計。だからリーダーが仕切ったり、導いたりする必要はあまりない中で彼女は正義感が強くて熱血。マイペースなメンバーも多い中で、決断をしたり何か案を出したり、要所でグループを締める役割を果たしていると想像します。
この子についてひとことで言えと言われたら、歌が上手い。ストレートに、シンプルに、歌が上手い。ほんとに上手い。こぶしファクトリーの歌唱像にぴったりの上手さ。突き抜ける高音、ドスの効いた低音、要所でのガナリ、ユニゾンでは目立たずにに支える、そしてソロパートで放たれる圧倒的な声量。歌に関してだったら何でもできるし、その自信にもあふれてる。今となってはこぶしの歌の大きな見どころでもあるハモリはあやぱんと和田桜子ちゃんなしでは絶対できないものだと思います。
しかも最初っから上手かったですよね。やっぱりトレイニーでの修行のあってこそのものだと思うし、結成が決まってからも彼女自身、自分の生きる道はこれだ!という感じで歌で思いっきりアピールしてましたよね。
正直、センタータイプではないじゃないですか、あやぱんは。そういう子って、歌が上手くても意外とパートを多く貰えなかったりするんですよ。まあ全体的にソロパートが多いっていうこぶしのカラーもあるとは思いますけど、それでもこれだけ多くのパートをもらって、曲中に見せ場があるのはあやぱんの歌唱力の高さによるものだと思うし、実際それを活かして自分のものにしていると思います。
あとは、愛する物事に対して向けるベクトルの大きさがいいですよね。愛する物事っていうか、まあ主に加賀楓のことですけど。
ワニ様仏様楓様♡広瀬彩海 | こぶしファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba
かえでぃーの写真集が発表されたときのあやぱんのブログ。いや、名文だと思いますよ。こういう文章が書けるなら自分もこういうスタイルでブログを書いていきたいですよ。
愛の強さがいいですし、それをこういう形で発信して、何のためらいもなく晒すことができるのがいいですよね。一番常識人のふりしてめっちゃ変な人。いや、こぶし内にもっと変な人いるけどね。
〈広瀬彩海オススメ動画〉
広瀬彩海『ロマンティック 浮かれモード』2018年 BDイベ
2.野村みな美(のむさん)
2人目、のむさん。こぶし内にいるもっと変な人。
この最新の衣装たまらなくいいんですよ。初回Bのジャケ写とかね、スカートのヒラヒラ具合がザ・アイドル。
この子はね、実は一番アイドルなんですよ。こぶしの中で一番ザ・アイドル。基本中の基本であるギャップをこれでもかという程おさえてる。
普段は話し始めたらもう止まらないのむさんワールド。その雰囲気はオノマトペを使って表すとポワポワ?ポヨポヨ?とにかくつかみどころがなくて柔らかい。そして最終的には周りを振り回したりする。のむりーくすの件*1はその真骨頂たるもの。トークコーナーで彼女が喋り出すと周りはいつでも入れるようにサポートに構える。さもなければ口を滑らせて浜ちゃんに叱られそうな雰囲気の持ち主。そんなのむさんに1人でコメンタリー収録*2させたのは事務所の英断。
しかし一旦ステージに上がればそのパフォーマンスに目と気持ちを奪われる。そのギャップがたまらんのです。曲中の登場人物がまるで憑依しているかのような、一人だけミュージカルやってんすよ、ずっと。ある時は駅ナカにある雑貨屋でおそろいのペンダント選んでる子になるし*3、ある時は彼氏なしがとうとう私だけになっちゃって退屈だから髪でも切りに行くんです*4。しかもそれを狙ってやってるって感じが全くないんですよ。演じてるとかじゃなくて、ほんと、憑依。憑依いわれる所以は歌だけじゃなくてもちろんダンスも。ダンスというか表情や仕草すべて。同じ振付なのに一人だけ全然違う振付してるように見える。
トークもパフォーマンスも予測不能。ハロヲタの心にこそ突き刺さるタイプのメンバーです。
〈野村みな美オススメ動画〉
3.浜浦彩乃(浜ちゃん)
3人目はこぶしファクトリーの押しも押されぬエース、浜ちゃんです。
こぶしファクトリーというグループを形容するときに、よく誰がセンターに立っていてもおかしくない、とかそれぐらい全員のレベルが高いグループ、とか言われると思います。実際その評は間違ってない。けどやっぱりこぶしのエースといえば浜ちゃん、去年の一年で改めてそう思いました。これまでの長い鍛錬と様々な苦悩により裏付けられる自信と風格がまさにエース。
歌も、魂のこもった歌をいつも歌います。スゲー煽るとか、めっちゃカッコいいフェイクを入れるとかそういうのはないけど、ただ普通に歌ってるだけなのにめちゃめちゃ懸けてる気持ちを感じる。そのステージ、そのフレーズに懸ける思い。特別なことはしない、先生から教わったことに忠実に、歌を、ダンスを届ける。長く研修生のリーダー格として引っ張ってきただけのことはあります。
全部完ぺきを求めるスタイルの浜ちゃん。多分どこまでも細部にこだわって、どんな小さいことも見逃さない。けどそんな彼女が時折みせる笑顔やメンバーと楽しんでいる素の表情がほんとにかわいい。ただただかわいい。ステージでキメてる姿とのギャップたまらない。さっき時折見せるって言いましたけど、別に笑顔の時間が少ないわけではなくて、パフォーマンスの時のイメージとはギャップがあるって意味。素敵。
そんなパフォーマンスも笑顔も、あの実在する人間とは思えないような異次元のスタイルと小顔から放たれる。ほんと異次元ですよ、異次元。僕らが子供のころ見たあのセーラームーンと同レベ。いま実写版をやるならうさぎ役に浜ちゃんを起用しないのは甘え。あの手足の長さですから、スッと立ってるだけで綺麗・カッコいいんですよ。けどね、素が出ると普通の女の子だしただただカワイイ。そのギャップ。
長くデビューが待たれ、タワレコの社長に時間が無いとまで言わさせた研修生時代。ヲタの期待していた、待ち望んでいたエースに成長しました。ハロプロ史における重要人物の一人として今後も語り継がれていく人だと思います。
〈浜浦彩乃オススメ動画〉
4.和田桜子(らっこ・さこ)
4人目はらっこ。桜子ってめっちゃ可愛い名前じゃないですか?
そのかわいらしい名前のおかげもあってか、研修生のころのイメージは完全に癒し系。すくなくとも僕はそうでした。研修生発表会で賞を獲得した時が一番印象がずっと残ってて、決して歌は上手くないけど、パフォーマンスが癒し系でみてて楽しい気持ちになる。そんな印象だったんですよ。けどこぶしファクトリーになって歌を聞いてみたらもうその頃とは全然違くて。前回の記事で語ったようにのむさんもそうだったんですけど、研修生を追ってなかったからこそデビューして初めて気付くことも多くて、その中でもらっこの歌が凄くうまくなってたのは大きな衝撃でした。
さこの歌は変幻自在。その癒し系ボイスからは想像できない低めの声でカッコよくきめる時もあれば、ストレートにかわいく歌わせてらもちろんかわいい。しっとりとした曲を歌わせたらウェットな色気で溢れてる(つんくさん風)。そして気づいたらきれいな高音響かせてハモってる。やべぇ後ろのハモめっちゃいいと思ったら大体さこ。グループの中でも目立つほうのポジではないけど、グループを支える縁の下の力持ち。
キャラクターも割とぶっ飛んでて、周りのハロメンに対する愛をこれでもかとぶっちゃけてます。そのハロメンに持ってる愛の気持ちは、気になってる子をデートに誘えない非リアと一緒。誘いたいんだけどグイグイ行き過ぎたら嫌われちゃうんじゃないかって怖くて誘えない。。断られたらどうしようって。。そんな感じです。
でも常に笑顔を振りまいててグループを明るくさせるメンバーです。
〈和田桜子オススメ動画〉
和田桜子『白いTOKYO』2019年 BDイベ
5.井上玲音(れいれい)
ラスト5人目は井上れいれいです。
まあ、シンプルに美人。いやあ、美人。。ほんと美人。。。大事なことなので3回言いました。
スラっとした出で立ちで、パッとグループ全体を見たときに一番最初に目を引くメンバーかもしれません。スタイル良くて細いんだけど、か弱さとかはあまり感じさせず鍛えられた強さを感じます。(これは変な意味じゃなくて)いい太ももしてるんですよ。体の細さとか脚の長さに対してちょっと太めなんですよ。ちょっと丸みを帯びてて、モデルさんの足みたいないわゆる美脚じゃないんですけど僕にとってはめっちゃ美脚。程よく鍛えられたハムストリングと大腿四頭筋がそうさせてます。素晴らしい。(小声)
そして実は一番アイドルっぽくないんですよ。なんかこう自分をかわいく見てもらいたい、かわいく映してほしいっていう欲ってすごくアイドルっぽいと思うんですけど、(勝手な主観ですが)それがあんまりない。もちろん自分がかわいく、綺麗でいたいっていう気持ちはあると思うんですけど、そのベクトルはファンとかカメラじゃなくて自分に向いてる感じ。
あとは曲中以外の振る舞いもアイドルっぽくない。もちろんいい意味で。どこにでもいるじゃないですか、発する一言一言が面白い女子高生。みんなの中心にいてワーキャー騒いでる輪の中心にいる人。
あとストイック。アイドルやってるのがちょっと意外にも思えるぐらいストイックな性格してると思う。あんまり表には出さないけど。普通の女の子だったらなんかの運動部入ってめっちゃエースやってそう。で、大学入ったら絶対女ラク(女子ラクロス部)。
歌に関していうと、どんな歌を歌ってるときでも一本芯が通ってる。いろんな歌い方を器用にできるタイプではないけど、逆にどんな時でも自分の歌い方は崩れない。安定感抜群です。歌もダンスも、どんな場面でもどんな曲でも安定してこなす、ハロプロのオールラウンダーです。ハロコンのシャッフルで2人組をやる機会が多いんですけど、スタッフからどんな曲でも安心して任せられると思われてる証拠かなと思います。
〈井上玲音オススメ動画〉
ということで、5人紹介してきました。まあ紹介といえたほどのもんじゃないですし、全然違うだろって思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、個人の勝手な見解ですのでそこはお手柔らかにお願いします。
とにかく個性的なメンバー(というかハロメン全員個性的)ですが、グループとしてのまとまりは強い。なんならこぶし組全員でのまとまりが強い。仕事仲間といっても、仲のいい友達といってもなんか違うような気がする、不思議な良いバランスの関係性の上で成り立っている5人組だと思います。
次のPart3はこぶしファクトリーの楽曲についてを中心に記事を書きたいと思っています。長くなってしまいますが、読んでいただけたら嬉しいです。m(__)m
こぶしファクトリー 其ノ壱 ~力強く咲くその花は春を告げる~
5つのこぶしが向かう先は・・
こぶしファクトリー解散発表に寄せて。