ハロヲタがハロヲタに向けて紹介する Wake Up, Girls! というアイドル
この記事ずっと書きたかったんです。
というのも私、「ハロプロ以外で一番好きなアイドルは?」と聞かれたら真っ先にこの7人組の名前を上げます。
「Wake Up, Girls!」。通称「WUG」または「WUGちゃん」。
アイドル追っていた方だったらちらっと名前を聞いたことある人もいるんじゃないかなと思いますが、実はこのグループ、2019年の3月に解散しています。
それを何で今さら紹介するのかということですが、まあいいじゃないですか。書きたいんですよ。語りたいんですよ。
そしてハロヲタが紹介するのだから、せっかくならハロプロでの例えバンバン出して書いていきたいと思います。
なのでハロヲタにはよりわかってもらえる内容になるような、気がしてます。
今回も先に言っておきますが、すべて私のひとりごとみたいなものです。超個人的な思いや、感想でしかないので、悪しからず。
そして、すごく長くなってしましました。(合計2万3千字越え)全部読むのはめちゃ長いと思うので、後半のメンバー紹介のところはホントに暇でやることない方だけ読んでください。文章もとっ散らかってますし。ていうか正直、この下で紹介する期間限定公開のYouTubeさえ見てくれたらなんでもいいです。
あと、ゴリゴリのワグナーさんで、もし読まれている方がいたらですけど、間違っている点とか解釈違いとかあったら教えてください。あと記事の内容の99%が超個人的な感想ですので、お気を悪くされないようお願いしますm(__)m
ハロヲタが紹介するWake Up, Girls!
アニメ作品とリンクしたアイドル
まずそもそもWUGってどんな人たち何だろうかっていうところですが、彼女たちは7人とも声優です。WUGとしての活動以外にもみんな個々で声優としてアニメに出演したり、ゲームに出演したりしています。
始まりは2012年から2013年にかけて行われた「avex×81produce Wake Up, Girls!AUDITION 第2回アニソン・ヴォーカルオーディション」というオーディション。
2014年に始まる「Wake Up, Girls!」というアニメの主演7人を決めるためのオーディションでした。
このアニメがもちろん全員のデビュー作であり、今後のWUGの活動全てに繋がるといっても過言ではない根幹です。
舞台は宮城県の仙台。東日本大震災を受けてのこともあり、東北が舞台です。
ストーリーはある種アイドルものの王道。弱小事務所が仙台を拠点にするロコドルを結成ずるぞ!ってなってオーディションを行います。
そのオーディションで6人の少女が集まるけど、事務所の社長が「絶対的なセンターがいないんだよな~」っていう展開。
そんなところに都合よく、全国区に活躍する人気アイドルグループを最近とある理由で脱退した女の子が公園で座って歌を歌っていました。それを見つけたマネージャーがその歌に惹かれて、スカウトするも・・・・・ってそんな感じの話です。
まあ興味ある人はWikiとかで詳しく見てくださいな。私が説明するよりよっぽどいいので。
作中のキャラと演者であるWUGちゃんたちは、ハイパーリンクといって現実がキャラ設定に活かされたりしています。
その一つが名前で、下の名前は全員同じ音になっています。なので下の名前をとった公式ニックネームが全員にあって、作中でも、現実でもそれが使われてるって感じですね。例えばセンターの島田真夢(しまだ まゆ)は吉岡茉祐(よしおか まゆ)さんが演じていて、ニックネームがまゆしぃです。*1
そして先ほどあらすじを紹介した物語は舞台としても本人たちが演じたものがあるのですが、その映像が6/19(土)23:59までYouTubeで公開されています!!
(正確に言うと、上で紹介した始まりの物語は「青葉の記録」という題名で舞台化されていて、今回YouTubeで公開されているのはその続編となる「青葉の軌跡」です。まあでも、補完はある程度されていると思うので初見でも楽しめるとは思います。)
このブログを読んでも読まなくても、WUGちゃんに興味がある人はぜひ見てほしい!Wake Up, Girls!っていう物語も、リアルに存在する役者/アイドルとしての7人も、どちら友の魅力を一気に味わえる作品なので!
ハロプロで言ったら、『眼鏡の男の子』を元にした2時間の舞台をBEYOOOOONDS本人たちが演じているようなもんです。ちょっと違うけど。でもきっと、初めての人にお勧めしたい作品になるでしょう?だからWUGちゃんのこの『青葉の記録』見てください。
魅力① 歌唱力
WUGの7人の何がすごいって、まあとにかく歌が上手いんです。私がハマった一番のきっかけといえるのもその歌唱力でした。
初めてWUGちゃんを目にしたのは映像付きのラジオ番組に、吉岡茉祐と青山吉能が出たときの映像でした。話の流れの中で急に「歌おう!」ってなって、パーソナリティの人が弾くアコギに合わせて二人が歌い始めるんです。
ハロヲタの感覚からすると、ラジオの中で急にメンバーが生歌を始めるってのも結構衝撃だったんですけど、その時に歌を披露した二人のハーモニーがめちゃくちゃ綺麗だった。ただ歌ったんじゃなくて、すっごい何気なく綺麗にハモったんですよ。まるでアカペラグループがその場で綺麗にハモったみたいな。リトグリが関ジャムでハモってるの見てすげーって思ったような、そんな気持ちでした。
でもラジオの内容はすごい面白いしめっちゃアイドルなんですよ。あとからいろいろ分かったけど、この二人が結成間もない時に大喧嘩したっていう神エピソードがおそらく(?)初披露された時で、そういう話ってヲタクがすごい喜ぶじゃないですか。きっと、ただの歌うまアーティストみたいな人がここで歌ってるのを聞いただけだったらこんなにハマってないんです。アイドルが、ラジオの中でさり気なく歌った歌がこのクォリティだったから、すごく魅力的に映ったしびっくりしました。
そしてこのツイート。この田中さんという方は数々のWUGちゃんの曲を手掛けている方なんですが、
アコギ1本による伴奏・イヤモニ無しの環境でハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウスケールのコーラスをハモりながら歌えてしまう女性声優7人による日本の声優ユニットとは一体…… #ヨルナイト #WUG_JP
— 田中秀和/Hidekazu Tanaka (@MONACA_tanaka) 2019年1月30日
このツイートは、さっき言ったのと同じ映像付きラジオ番組に、今度はWUGちゃん7人全員で出演したときのツイートです。同じようにアコギの伴奏に7人で歌うんですけど、まあ歌が上手い。もちろんまた何気なくハモるんですよ。
番組でも歌い終わった後に、「歌が上手い!」って感じで褒められるんですけど7人全員がキョトン顔。「そうなんですかぁ?」みたいな。
歌が上手いっていうのをグループあまり売りにしていない感じはあるけど、その中で本当にめちゃくちゃうまいからすごい。(語彙力なし)
ハロプロってやっぱり歌が上手いってのを売りにしてる感じあるじゃないですか。ほかのアイドルと相対的に並べて語られるときは特に。もちろん、ハロプロ以外にも歌が上手いアイドルがいるのは知っていたけど、そういう人たちってみんなそれを売りにするじゃない。歌うまアイドルです!!って感じで。それをしていないにも関わらずめちゃくちゃうまい人たちがいたから、ハロプロ文化に慣れすぎてた自分にとってはそれが衝撃的だったのかも。ハロメンでも、そこまで歌のイメージがない子の歌聞いたら、自分が思ってたよりも歌が上手くなってたメンバーとかいるじゃないですか。なんか、れらたんとか。そんな感じです。
そんでラジオで歌ってるだけでもこんなに上手いんだから、ライブでも当然上手いんですよ。というかラジオで急に振られても突然ハモれるのは、普段のライブからコーラスをガッツリ歌ってるからなんですよ。WUGちゃん見てると、なんでハロプロってライブだとコーラスパートは生歌じゃないんだろうってめっちゃ思う・・。
あとは、やっぱ声優さんなんでいわゆるアニメ声的な、萌え声的な声質のメンバーもいて。WUGちゃん知る前は自分ちょっと苦手だったんですよね、いわゆる萌え声が。WUGの中でいうと、山下七海ちゃんの声が最初すっごいアニメ声に聞こえてちょっと苦手ではあったんですけど、『オオカミとピアノ』っていうななみんのソロ曲*2を聞いて一瞬で考えが改まりました。シンプルに一人の歌手としての素晴らしい生まれ持った能力だなった考えに切り替わって、それからは普段の話し声でも全然気にならなくなって。まあこの『オオカミとピアノ』って本当にいい曲だし人気曲なので、ぜひ聞いてほしいんですけど。
なのでそういう感じで声優さんってあまり触れてこなかったなあって人でも、一回聞けば世界ががらりと変わる可能性はあるので、是非とも一回WUGちゃんたちの曲を聞いてみてください。
魅力② 人がいい
あのね、彼女たち7人とも全員もれなく人がいいんですよ。ここでいう人がいいとは、性格がいいとか、育ちがいいとか、そういう感じ。人間として出来上がってる。
とにかく全員優しい。ラジオとか番組とかでも絶対に誰かをディスったり、特定の人物像を悪く言ったり絶対しない。絶対に最後は肯定する方向にもっていくのが、本当に全員凄く魅力的だなと思う。
この人としての優しさが顕著に表れるのが7人で番組に出る時だと思ってて。
WUGの持ってるラジオ番組でも、他番組に出るときも基本的にはメンバー2~3人くらいで喋ることが多いんですよ。その時はどんな組み合わせでも安心して見られるし、面白い。それは普段からみんな優しくて、全員が全員とすごくいい関係性を築いているからできることだと思うんですよ。なかなかできることじゃないと思ってて、ハロプロでもやっぱりこの二人だとちょっとぎこちないなとか、あんま話盛り上がってないなっていうときあるじゃないですか。でもそれがWUGは全くない。
でも逆に、7人全員でフリートークとかになると、すっごい譲り合うの。みんな優しいから。だから番組的にはちょっと変な間があいたり、あとは誰もカメラの方に顔を向けてなかったりするんだけど、それがすっごいWUGらしくてすごく好きです。
たぶんそれが起こりえないのは、2期が全員いたころのアンジュルムとか、黄金期のモーニング娘。とか。(別にこの人たちの人が悪いってわけじゃないけど)アンジュでブラマヨの番組出たときとか、娘。のうたばんとかはまさにそうで、おそらく芸能人としてはそっちの方が正解だったりするんだと思う。いわゆる前へ前へ精神。
それが全くないのがWUGちゃんなんだけど、そんなところに人としての良さが滲み出てて。一人ひとりを人間として、本当に好きになるのはそういう部分だなあと思います。
魅力③ 感情が動かされる
言葉でうまく表すのはすごく難しいんですけど、とにかくWUGちゃんたちを見てると感情が揺れ動くんですよ。一言で表すとしたらやっぱり"エモい"だとは思うけど、完ぺきに当てはまってはいないような。。
これは特にステージ上での話だとは思うんだけど、歌ったり踊ったりしているときに、儚さだったり、切なさをものすごく感じることが多いんですよ。
これはやっぱりアニメから始まった物語が原点にあるからこその部分も大きいのかなと思っていて、結構グループがいつ崩れていってもおかしくないようなお話なんですよ。挫折の繰り返しで、メンバーが抜けちゃうかもしれない、とかそういう試練をいくつも乗り越えていくお話なので、なんか脆さみたいなものが常に隣りあわせな感じはするんですよね。それでグループの代表曲というか主要曲は作中の大事な場面で流れることが多いから、自然とその時の感情がメンバーのパフォーマンスに乗るんですよ。だから、その時のアニメの描写を完ぺきに思い出すとかではないんだけど、それでもメンバーたちの姿を見ていつも心がギュッとなる感じがして。それも彼女たちが発する大きな魅力だなと思います。
そういう意味でもやっぱり彼女たちの土台には声優という役者の職業があるのかもしれません。舞台上での彼女たちは常にアイドルを演じているという部分はあると思っていて、それが内なる切なさを醸し出させているのだと思います。
これはこの記事を書きながら思っていたんですけど、曲中の誰かを演じて歌うということに関して、ハロプロでは宮本佳林の右に出る者はいないと思うんですよ。誰かと同じ曲を歌っても、あれだけ曲中の人が、舞台上で"生きてる...!"って感じさせるアイドルっていないと思ってて。だって凄くないですか、『どうして僕らにはやる気がないのか』って曲。*3歌が上手いとかそんな話じゃなくて、うまく言葉では言い表せないけど、こんなステージングができる人は世界にもなかなかいないと思う。
でもそんな佳林ちゃんに近い部分がWUGの7人にもあると思います。それくらいステージ上での入り込みがすごい。7人全員が宮本佳林くらい引き込まれるステージングしてたら、そりゃすごいじゃないですか。まあ、佳林ちゃんはあまりにも凄すぎるので、若干ハードル上げすぎたような気はしますが、それでもすごいです。まあ、比べられるものじゃないですね。
あともう一つ、これは書くか迷ったことでもあるんですけど、Wake Up, Girls! がまとっている切なさは兼任発表以降のカントリー・ガールズと通ずるところがあります。(と、個人的に思っています)
みなさんご存じ、カントリー・ガールズ。2017年に桃子が卒業してから音沙汰もなさ過ぎて、嗣永桃子という存在はまさに神話のようになっていますけど。その桃子が育て上げた子たちが、まさにこれから5人だけの力で羽ばたいていく姿が見られると思っていたところにまさかの移籍・兼任発表。
カントリーって元々、嬉唄ちゃんの脱退から始まり、まなかんの突然の卒業もあり、メンバーにはどうしようもなかった逆風が幾度となく訪れてきてたんですよ。でもそれに強く立ち向かい続けていたにもかかわらず、桃子卒業以降は半壊と言っていいような状態。5人で活動することも年に数える程度でした。
それもあってか、これ以降のカントリーって常に「切なさ」が漂ってたと思うんですよ。いままでは明るい楽曲中心だったのに『傘をさす先輩』みたいな曲調が多くなってゆくし(名曲ですよ)、ライブの最後のMCでは必ずと言っていいほど誰か泣くじゃないですか。そんなグループあります?別に解散が決まっているわけでもないのに、ライブやるごとにメンバーが泣くっていうグループ。ライブの最後に『女の子の取り調べタイム』っていうめっちゃ明るい曲調の歌を歌っても、なんかめっちゃエモいし、切ない。舞ちゃん泣いてるし、みたいな。
やっぱり、カントリーのメンバーはずっと見えない敵と戦っているみたいな、そんな感覚はあったんじゃないかと推測してしまいます。事務所もいろんな判断があっての結果だと思うし、メンバーは感情をどこかにぶつけたくても、目の前の活動を頑張っていくしかない。そんな色々が重なって、私はずっとカントリー・ガールズに切なさを感じていました。
ちょっと話はそれましたが単純な話、WUGもずっと見えない敵と戦っていた感覚のようなものがあったんじゃないかと思います。私もすごく詳しいわけではないですが、本人たちとは関係ないところで、「Wake Up, Girls!」というコンテンツ自体に批判が浴びせられることが多かったそうです。
彼女たちの実力とか、言動とは別のところでいろんなことが起こり、壁となってしまっていた。そういうことがあったのは間違いないと思います。やっぱりつらいと思うし、不安も大きかったんじゃないかなとも思います。
でもやっぱりぶつける先は目の前の活動しかなくて、それが一番大きく表れるのはやっぱりライブ。ただ歌って踊るだけじゃなくて、そこに懸けるものが彼女たちには常にあったような、そんな気がする。その想いが、切なさとか、エモさとか、そういうものとなって、見ている人の感情をとても揺れ動かしていたんだと思います。
ワグナーの存在
自分がいつもブログ書く時って、割といろんな事実確認しながら進めるんですよ。だからいろんなサイトとか、ブログとか見たりしながら書くんですけど、そうしてるうちにWUGについて書かれているブログがこの世に大量に存在していることに気づいたんですよ。
こんな企画が行われていたぐらい。たぶんハロプロでこの企画やっても、こんなに記事集まらないんじゃないかな。全部読んだわけじゃないけど、どの記事もホントにWUGちゃんたちへの愛に溢れているし、皆さん文章がめちゃくちゃ上手。ホントに自分の書いてる記事が文章下手すぎて恥ずかしくなる。
でもこれに気づいて、やっぱりWake Up, Girls! というコンテンツにおいてワグナーは絶対に必要不可欠な存在なんだなと思いました。
ワグナーっていうのは、Team℃-uteとか、こぶし組とかそういう類のやつです。アニメにも出てくるんですよ、大田組っていうワグナーたちが。言葉が悪いかもしれませんが、小デブでメガネでチェックのシャツにリュック背負ってる、世間でいういわゆるキモヲタっていう感じの見た目でアニメに出てきます。
でもこの人たちがめちゃくちゃかっこいいんですよ。やってることは確かにキモヲタなんです。ステージにいるアイドルを応援するっていうだけではあるんですけど、そこにはヲタクなりの、ワグナーなりの矜持があってそれがめちゃくちゃかっこいい。
そしてそれを見ると、現実のワグナーたちはまさにその大田組であって(見た目じゃなくて)、やっぱりその精神性はみんな持ち合わせているんでしょうね。だからこそこんなに素敵な文章も書けると。
特にこちらの方の記事なんかは、私が上で言いたかったことをすべて、もっとコンパクトに書かれていて、脱帽です。私が言いたかったことはすべてここに詰まっていると言ってもいいかもしれません。
ハロヲタによるWUGのメンバー紹介
ここまででちょっとでもWUGに興味を持ったハロヲタの方がいたら、記事の上の方に今すぐ戻って舞台をYouTubeで見てきてください。ちょこちょこライブパートも入ってます。
もし、もうちょっとこの駄文に付き合ってくださる方がいたら、7人それぞれの紹介したいなと思うので、読んでいっていただければ。
ここでも忠告しておきますが、すべてただの独り言です。私の発散のためにも、ネットの隅っこにちょこっとだけ、書かせてください。
①吉岡 茉祐(よしおか まゆ)
吉岡 茉祐(島田 真夢 役)
ニックネーム:まゆしぃ
メンバーカラー:赤
生年月日:1995年11月7日
出身地:大阪府
WUGのセンターです。基本的にどの曲でも一番目立つ位置にいるし、落ちサビは大体まゆしぃが歌います。
んー、ハロプロって基本的にセンターが明言されることないし、どのグループでもセンターが完全固定されることってないから、ハロヲタだったらちょっと違和感というか、抵抗を感じてしまう人もいるかもしれません。(最初は自分もそんな感じでした)でも実際のWUGを見てみたら、全然そんなマイナスイメージはなくなります。センターにいるべくしてまゆしぃがいるし、それにもかかわらずほかの6人も全く輝きで劣っていないというのは、WUGのものすごい強みだと思います。
基本的にはめちゃくちゃかっこいい人です。声も低めだし、何といってもダンスを含めたステージ上での佇まいがかっこいい。うつむいてポーズ取ってるだけでかっこいいみたいな。
本人も男踊りとか、重心が低いダンスとかいっているように完全にジャーニーズに近いです。それも個人的にはキムタク的なかっこよさだなと。どこかに厨二心がないとできないほどのクドさMAXな感じです。ボーイッシュではないけれど、めちゃくちゃ黄色い声援があがります。あれです、イメージは佐藤優樹が黄色い声援を浴びるときのカッコよさ。
歌もめちゃくちゃうまい。基本的にはメインボーカルだし、さっきも言った通り落ちサビは基本的にまゆしぃ。ただまあ、どれもかっこいいしめちゃくちゃ感情に訴えかけてくる歌い方をします。
あと煽りもこの人。ガキさんみたいに合間のいいタイミングで挟み込んでくるときもあるし、『What is love?』のまーちゃんみたいな、完全にぶちあがる感じの煽りもめちゃくちゃかっこいい。
やっぱりまゆしぃは、WUGのセンターにいるべくして立っているし、そこが一番よく似合います。ただし、これだけまゆしぃのセンターみが強いって言っておきながら、割と端っこで踊ってる時のまゆしぃが好きです。『少女交響曲』ていう曲のサビ前では後ろの端にいるんですが、そこでいつも観客を煽ってます。それ以外にも端っこにいるときこそ客席を見て、目線配ってるまゆしぃの、これも佇まいが、すごく好きです。
幼少から芸能界志望で、ずっと劇団にいたんですよ。そんな経験もあってかどんな場面でも場慣れ感はすごくて。喋りとかは特に、貫禄がありますね。すごく落ち着いた感じで、テキパキとこなしていきます。告知とか、Newシングルの聴き所とか言わせたときの安心感では右に出るものがいません。司会とかもよくこなしますし、私生活を含めステージ外でも基本的にはしっかり者です。
そんな、どこへ出しても恥ずかしくない吉岡茉祐さんですが、とてもとてもポンコツな一面もあります。このギャップがすごい。寒暖差で風邪ひくやつです。
やっぱり代表作はホラーゲーム実況かな。ハロプロにも赤くてポンコツなセンターの人いたじゃないですか。その人でいったら、9期4人でのDVD MAGAZINEのボウリング*4ぐらいのポンコツ代表作です。
こちらをどうぞ。(時間指定済み)
最高ですね。このギャップはやっぱり好きですね。ほんとに可愛いし、うるさい。このシリーズ見たときゲラゲラ笑ってました。
てか気づかない間にファミ通さんにお世話になりすぎてる。WUGは言わずもがなだし、ハロメンもたまに出てるし。最高ですね。
あとギャップでいうと凄く好きなのが、人に可愛いって言われたり、顔をみつめられたりするのが苦手なところです。そしてそれ以上に、「(顔を見るの)やめてください!!!」って叫ぶ時の声が可愛い。
基本的に「可愛い」が苦手なんですよ。めちゃくちゃ可愛いのに。この辺はまるでかえでぃーですね。どのアイドルも恒例の可愛いセリフ言わされるやつ(特に声優だからWUGはそういう企画多い)も超苦手。でもめっちゃちゃんとやるし、可愛い。そのあとの照れる姿がさらに最高。
あんま興味ないかもしんないすけど、私まゆしぃ推しなんですよ。でも、正直、ステージとか番組とかで7人全員がいるときに一番まゆしぃに目が行くかといったらそんなことないんですよね。香耶の動きとかななみんの表情とかに目が行っちゃうときが多い。
じゃあなんでまゆしぃ推しかっていうと、それは多分彼女の不器用なところだと思います。そしてそれは、私が鞘師推しな理由ともすごく近いものがあるんだと思います。
すごく真っすぐな人なんですよ。実直だし、真面目。とにかく向かっていくって感じ。そしてやっぱりセンターっていうことだけあって、必要以上に背負っちゃうときがあったみたいですね。やっぱりこのあたりのエピソードを聞いたときに、まゆしぃ推しであることが確定した。
WUGって、オーディションが終わった後に合宿やってるんですよ。その合宿で、さっきちょっと書いたまゆしぃとよっぴー(青山吉能)の喧嘩があったんです。当時はまゆしぃだけ芸能経験もあってスキルに関してはちょっと抜け出した存在。だからこそみんなをリードしなきゃって意識があった中で、スタッフからも「お前が引っ張っていかなきゃどうする!」と期待をかけられていたらしいです。そこでちょっと背負いすぎて、焦っちゃった部分もあると思います。まだ若かったまゆしぃはみんなとちょっと見下した感じで接してしまい、あるとんでもない一言*5をきっかけによっぴーも怒りが爆発。という感じのエピソードなんです。*6
この話がホント好きで、こういう不器用さがまゆしぃの魅力だなと思います。自分の気持ちとか、信じるものが強すぎるあまり感情をコントロールできずに空回ってしまう。でもそうなってしまうのは、その真っすぐさと、真面目さがあるからで、まゆしぃ推しの人の多くはそういうところが好きで押してるんだと、勝手に思ってます。
個の不器用さが好きっていうのは、やっぱり鞘師にも凄く共通してる話だと思ってて。やっぱりそういう部分が無かったらここまで鞘師のこと好きになってないと思うんですよね。ちなみにまゆしぃは、メンバーもよくネタにしてるのですが大学で友達が全然いなかったそうです。鞘師はNYで自分の20歳の誕生日を一人で祝っていたそうですが、まゆしぃは学食で一緒に食べる相手がいなくてさみしかったので、美海を呼んだら来てくれたそうです。
くしくもどちらも真っ赤な人で。可愛くてかっこよくてポンコツで。なんかほんと、「推し」という存在は面白いなと思います。
②永野 愛理(えいの あいり)
SHOWROOM配信終わりました😆💕
— 永野愛理 スタッフ【公式】 (@eino_airi_staff) 2021年1月18日
遊びに来てくれてありがとう🐰💗
お祝いしてくれて嬉しかった😊💕
次回の配信日程は、
また決まり次第お知らせするね!
テーマは「舞台の感想」です✨
あと少しで28歳だ😭✨
明日は #パっとUP よろしくね⚾️
➡️https://t.co/sTuCCLHAfL
🌸あいり🌸#えいのルーム pic.twitter.com/m4L7kU7YI2
永野 愛理(林田 藍里 役)
ニックネーム:あいちゃん
メンバーカラー:藍
生年月日:1993年1月19日
出身地:宮城県
WUGの愛理、永野愛理ちゃんです(えいの あいりって読みます)。みんなからはあいちゃんって呼ばれることが多いですね。7人ではただ一人、アニメの舞台となっている宮城県の出身。年齢的には上から2番目で、性格がWUGのの中で一番大人って万バーが言ってたし、ヲタクの目から見てもそういう感じ。
この子の特徴はやっぱりダンス。WUGで唯一、オーディション前からのダンス経験者*7らしく素敵なダンスを踊ります。WUGのダンスマシーンとも呼ばれます。(仙台出身のダンスマシーンってどこかで聞いたことあるな・・・)
なんかほんと、ありきたりな言葉になってしまいますが、キレとしなやかさが両立されていてきちんと同居している。動きが滑らかだし、止めるところはちゃんと止まる、みたいな。ハロプロでいうと誰だろう、、あータイプとしてはかえでぃーとかが近いかもしれない。去年の自粛中に上がった℃-uteの曲を踊ってるYouTubeのシリーズ*8大好きで、あの時再認識しましたもんね、かえでぃーのダンスの上手さっていうか、綺麗さ?あいちゃんのダンスもその綺麗さに近いものはあるかもしれないですね。
WUG自体がそんなにダンスを魅せる感じのグループではないので、あいちゃんのダンスの見せ場自体はそんなに多くないです。でも間奏のダンスパートとかはやっぱり目が行くし、魅力だと思いますね。
そんなダンスメンのあいちゃんですが、超個人的に、一番"芸能人らしくない"と思います。もちろんいい意味で。まあWUGが全体的に、そんなに芸能人っぽいメンタリティーをしていないとはあ思うんですがその中でもあいちゃんは特に。なんか、自分をあんま前に出そうとしないですね。常に誰かを立ててあげたり、話を聞いたり、何かを褒めたり。普段からメンバーの悩みとかめっちゃ聞いてくれるらしくて、青山吉能さんいわくめっちゃ甘えさせてくれるらしいです。
この芸能人らしくなさは、そもそもWUGのオーディションを受けた理由*9みたいなところともつながっていると思ってて。ほかのみんなは結構、元から声優や歌手を目指してたりしてオーディションも何回も受けてたんですよ。でもあいちゃんは、アニメも好きで声優への憧れもあったけど、当時は普通の大学生として普通に卒業して普通に就職するつもりだったそう。アニメの舞台が地元仙台だったからという理由で、オーディションがあったから受けてみたら合格したらしいです。
これはマジでわかんないすけど、ハロプロだったら卒業とともに芸能界引退してたんじゃないかなって思います。山木さん的な。まあ山木さんの場合は、めっちゃ芸能人としてのメンタリティー持ってたと思いますけど。
まあそんな背景があって、ダンスが得意であるにもかかわらず林田藍里という"劣等生"の役をあてられたんじゃないかなと思います。林田藍里ちゃんは元々クラスの中でもそんなに冴えない女の子で、声も小さいし運動神経とかもそんなに良くない感じの子。ダンスレッスンで、7人では唯一、一番下のクラスに入れられちゃうシーンとかもあります。でもその中でがんばって、藍里がほかの6人についていくっていうのも見どころの一つです。
あんまり言葉ではうまく説明できないですけど、アニメに引っ張られて現実のあいちゃんもだんだん劣等生に見えてくるんですよね。別に全然悪い意味じゃなくて。だって超ダンスうまいもん。WUGって最初に説明したみたいに、アニメと現実がハイパーリンクしてるから、アニメの設定が現実に引っ張られたりっていうことがよくあるんですけど、僕の中であいちゃんはその逆が起きまくってて。でもそれは、オーディションを受ける背景とかがあってのことだと思うから、完全にアニメに引っ張られてるだけというわけではなくて、しっかり現実のあいちゃんから発せられてる雰囲気だと思う。だし、やっぱり言葉ではうまく説明できないけどそこもあいちゃんの魅力だと、個人的には感じる。その"劣等生"感が。
なんかこういう風に書いてると、ちょっとおとなしめの子なのかなって感じするかもしれないけど全然そういうわけじゃなくて。むしろめっちゃ面白い子です。結構いじられ役だったり、無茶振りされたりする役だったりします。でもその無茶振りに、ちゃんと全力で答えてくれるところが好きです。いじりに対してもちゃんとリアクションしてくれるし、そういう意味でもメンバーには本当に頼られてるんじゃないかなと思います。
あとは自分が好きなものについて話す姿が素敵ですね。好きなアニメとかもそうだし、個人的に好きなのは野球の話してるとき。メンバーが知らないのわかっていながら、選手の名前とかバンバン出したりするし、そういうところも本当に素敵だなと思います。
③田中美海(たなか みなみ)
田中 美海(片山 実波 役)
ニックネーム:みにゃみ
メンバーカラー:黄
生年月日:1996年1月22日
出身地:神奈川県
みにゃみという、これでもかというほど言いにくいニックネームをつけられた人。
この子は、一言でいうと「天才」です。
歌は、もちろん上手いんですけど、すっごい迫力があるとか、すっごいリズムが正確とかそういう特徴があるわけではなくて。でもなんかすっと歌詞が入ってくる。やっぱり演じるのが上手いのかなあ。この人は生涯ずっと歌っててほしいですね。WUGだけじゃなくていろんなアイドルコンテンツ*10に出てるんですけど、どこに出しても恥ずかしくないというか。やっぱりさすがだなあと、声優アイドルとしての実力がものすごく高いです。
なんか天才っていうと努力してない人みたいに聞こえる場合もあると思うんですけど、もちろん努力をしていないことはないと思います。むしろ性格的にも人一倍努力してるんじゃないかなと思いますが、それを見せないようにはしてると思います。ヲタクにもそうだし、メンバーとか周囲の人にすら。
田中美海の最古参ヲタはWUGの永野愛理さんってい方なんですけど*11、あいちゃんいわく、美海の一番の魅力は底の知れなさらしいです。掘っても掘ってもそこが見えない沼。
っていうのも、あんまり自分のことを語らないんですよ。これは本人も認めてました。それは本人が嫌だから語らないのかはわからないんですけど、とにかく自分の話をしない。いまSNSもTwitterとInstagramやってますけど、自分の写真まじで全然載せない。インスタでめちゃめちゃ長文に10枚写真つけて投稿してると思って見たら、一枚も本人写ってないこととかよくある。
人って、何かをがんばったらそのことを誰かに話したいじゃないですか。でもそれを人に話さず、むしろ言わないってことができる人ほんとすごいなって思う。そういう人。
でもだからこそ、もっとこの人のこと知りたいって思っちゃってすごく魅力的に見えちゃうんですよ。なんか身の回りにもいません?あんまり自分のこと語らない人。そういう人って大体みんなからも人気で、面白くて、人付き合いもいい。でもよくよく考えたらその人が学生時代何やってたかとか知らない、みたいな。でも本人も語らないから、あんま言いたくないことでもあるのかな、とか思って聞けない。でもあるタイミングでデリカシーないやつが聞いたら、実は高校時代めちゃくちゃスポーツ頑張ってて超意外、みたいな。
なんかそういう人ってすごく素敵に見えるじゃないですか。実際、美海も学校では普通の友達と普通に遊んでたらしいんですよ。私が想像する限りでは、スクールカーストでも結構上の方なんじゃないかと。だって、地方から上京してきた子たちに最初は「都会のヤンキーや・・」って怖がられてたくらい。でも当時からその中でも自分のことを隠してた節もあるらしく、アニメが好きなこととかの超ヲタクな部分は一切学校では出さなかったそう。でも絶対クラスの人気者だよね。
あとクラスの人気者といえば、物まねが超上手。WUGのメンバーの物まねをしてる動画があって、ある程度WUGののことを知った段階で見たらめちゃくちゃ笑った。ホントに特徴を捉えるのが上手だし、それを声に出してまねる能力がめちゃめちゃ高い。話の流れで、「まゆしぃが○○って言ってて~」みたいなときの言い方をまねするのもうまい。鉄板の物まねだけじゃなくて、そういうさり気ない物まねもうまいから、ここは本当に天才なんだと思う。絶対学生時代は先生のもの前とかでクラスに爆笑起こしてたと思う。
④山下 七海(やました ななみ)
山下 七海(久海 菜々美 役)
ニックネーム:ななみん
メンバーカラー:紫
生年月日:1995年7月19日
出身地:徳島県
ななみって、やっぱりどの界隈でもななみんなんだね。やなみんも、もし田辺の方のななみんがいなかったらななみんだったのかな。
ななみんは、絶対どんな場所でも、芸能界じゃなくてもやっていけるタイプ。とにかく人に好かれる、"人たらし"です。普段はめっちゃマイペースで、あんまり人の話とか聞いてないんだけど、重要なところは抑えてる、人に迷惑をかけないマイペースな感じです。基本的にはゆったりしてて(本人的には、徳島の人はそういう人が多いらしい)、皆がアセアセしてる時でもななみんが「大丈夫っしょ!笑」みたいなこと言ってくれるから「焦ってもしょうがないか」みたいな気持ちにさせてくれる。
こういうのは、こういう動画を見てもらうのが一番わかりやすいかもしれない。
やっぱファミ通TUBEって神ですよね。ハロメンとかOGも何度か出演してるし、WUGに関してはずっと番組をファミ通チャンネルでやってて、今でもまゆしぃとななみんはずっと番組をやってるんですよ。
ななみんのファミ通チャンネルといえば、この回が個人的には神回過ぎた。ななみんがヲタクたちと一緒にAmongUsやるんですけど、姫プレイと呼ばれる接待プレイをななみんは受けるんですよ。受けるというか、姫が「みんな接待してくれるっしょ」みたいなスタンスなのでヲタクもそのスタンス取りますよね。とにかく神回なので、時間ある人は見てみてください。ゲーム開始時に時間指定済みです。
まあとにかく、人に好かれる人。なのでヲタクもガチ恋勢が多いらしいです。でもね、わかる。これは好きになるよ。たぶん身近に、大学の同級生とかにななみんがいたとしてもめっちゃフレンドリーにしてくれたりして一旦好きになると思う。けど、釣り合わないことが明白だから距離も縮められない。一生授業で一緒になっては、向こうが話しかけてくれて、こっちはデレデレして。でもそれだけで楽しい、みたいな。そういう人。
もし普通の大学生だったら、それなりに真面目系のサークルとかに入って、そこの超人気者になるんすよ。活動にも結構真面目に参加するし、皆との遊びもめっちゃ来る。で、地味にサークル外にずっと付き合ってる素敵な彼氏がいるからサークル内の男もみんな手出せず、平和なサークル生活送る、みたいな。就活とかもみんなが知らない間にいい企業決まってて。試験とかもいい具合にみんなが答え教えてくれて、っていう感じ。(個人の妄想です)
あとは出身地の方言である阿波弁が可愛い。。これはほんとに可愛いの。。それしか言えない。。*12
話は変わってステージ上のななみんは、一番あざとい。いや、あざといという言葉は正確じゃないかもしれないんだけど、最も目が釘付けになってしまう。一つ一つの表情とか、指先まで含めた仕草とかに目が離せない。
まず基本的に手足がスラっとしてて長いので、ダンスとかもその辺がホント映えるんですよね。それでいて表情も豊かで、笑うときはクシャっと笑う。その笑顔がホント素敵で、惹きこまれます。そういう表情とか、仕草の一つ一つを、狙ってやってる感が一切ないんですよね。もうそれが素って感じ。そういうところ含め、素敵だなと思います。
この七海と、先ほど紹介した美海の二人が個人的にはペア感がすごくて。というか大体『少女交響曲』っていう曲のせいなんですけど。自分がWUGの中で一番好きな曲がこの曲で。Bメロと、落ちサビで二人が歌うんですよ。ホントそこのパートが大好きすぎて。Cメロを歌うまゆしぃとよっぴーも強すぎて好きなんですけど、この二人のパートはスーっと入ってきて心に沁みる。。
まゆしぃとよっぴーがプラチナ期でいうあいれなで、美海と七海がガキカメっていう立ち位置が一番わかりやすいかと(ハロヲタ限定)。私的にはこの曲に限らず、そういう立ち位置にいることが多いという認識です。
⑤奥野 香耶(おくの かや)
奥野 香耶(菊間 夏夜 役)
ニックネーム:かやたん
メンバーカラー:緑
生年月日:1991年3月1日
同じ世代のハロメン:リンリン
出身地:岩手県
WUGの最年長かやたんです。
実はWUGの7人、結構いびつな年齢層をしてて。下から96年世代が2人、95年世代が3人、92年世代と90年世代が1人ずつという感じで、下に密集してて上2人だけ少し離れてるといった具合です。なのでその中で最年長の香耶は、一番下の2人とは6つも歳が離れてることになります。ですが、それにも関わらず香耶からは全く最年長の雰囲気を感じられません。これはめちゃくちゃいい意味で。最年長であることに本人が全く驕ることをしないし、メンバーが香耶を最年長扱いしてるところも見たことがありません。年齢層がここまでいびつなのに、全員フラットでいい関係性を築けているのは、この香耶の最年長らしくなさと、あいちゃんの落ち着きがあったからこそだとも思います。
ずーっとフワフワしてるし、喋り方とか声も超かわいい。基本的にはあんまり喋らないんだけど、外番組とかに行ったときはめちゃくちゃハキハキしたりするし、その辺のメリハリもしっかりある。そして意外なところで自分の意思をめちゃくちゃ貫き通す。譲れないところは譲れない。個人的に印象深いのは、料理をする企画の時に、市販の麻婆豆腐の素から、嫌いなネギを全部一つずつ抜いたんですよ。あの細かいのを全部。フワフワしてると見せかけて、意志は強い。
これは想像でしかないけど、会議とかする時も香耶の一声で決まったりすることもあるんだろうなと思う。なんかその辺りは、嵐の大野君と被るところがある。(例えがハロプロですらなくなってきた)いつもバンバン発言するわけではないんだけど、皆が迷ってるときにここぞというところで意思を示してくれて、香耶が言うならってことでばっちり決まるみたいな。そういうイメージありますね。
香耶もガチ恋勢多めらしいんですよ。でもこれもものすごくわかる。なんか、香耶の笑顔を凄く見たいんですよね。あんまり表情が豊かなタイプの子じゃないからこそ、香耶には常に楽しそうにしててほしい。一緒にいたら、常に香耶がどんな顔してるか気にしちゃいそう。「楽しそうにしてるかな...?」って。そんな感じで、常に気になってしまう存在。
ステージ上の香耶は、とにかく"神聖"。常にアンニュイな雰囲気があって、少しでも触れたらどこかに消えてしまいそうな感じ。(全くネガティブな表現ではないつもりで言うけど)笑ってても、それが死ぬ前の最後の笑顔だった的な笑顔に見える。それくらい、不思議なオーラをまとってる。
でもそういう存在がきっとWUGには合ってて、前半でも書いたエモさとか儚さみたいなところを香耶が演出してる部分はもしかしたら大きいかもしれない。なんか、これはライブの映像を見てもらうのが一番早いと思う。言葉で語るよりも。だからまだ見てない人は上に戻って舞台のYouTubeを見てください。
あとはもうシンプルに歌が上手い。さっきも言ったみたいに、歌という面で前にいるのは基本的にまゆしぃとよっぴーなんですよ。落ちサビとかCメロの、一番の見せ場は基本的にこの2人なんですけど、香耶もめちゃくちゃうまいと思う。だからもっとソロパート聞きたいなって思わないこともないんだけど、それだとさっきの神聖さがなくなっちゃうかもなって思ったり。とにかく隠れ歌うまです。
あと細かいところでいうと、演技が上手。舞台上での演技っていうよりは、企画でセリフとか言わされる時のキャラの引き出しが豊富で、それぞれのキャラに入り込む深さとスピードが尋常じゃない。演技の懐の深さっていうんですかね、わかんないけど。なんかシリアス系の舞台とかもいいと思うんだけど、個人的にはコントとかめっちゃ見てみたい。
最後にもう一つだけ。やっぱりすごい不思議ちゃんで、ここも意思の固さとかがすごく見えるんですけど、壁が好きらしいです。
壁って、素敵よね。
だってさ、ずぅぅっと何も言わずに傍にいてくれてさ、「かやは、そのままでいいんだよ」
的なことを無言で語ってくれるじゃない?
なんていうか、
黙って微笑んでくれているようで
好きなのです。
はぁ……壁。
まぁ壁は壁でも全ての壁が好きなわけじゃなくてちゃんと好みの壁っていうのがあるんだけどね!
そんなに変かなぁ?@かやたん | Wake Up, Girls!オフィシャルブログ Powered by Ameba より
あとはプランクトンになりたいらしい。プランクトンになって、クジラにパクっと食べられたいらしい。
ちょっと毛色変わるけどショタも好きなんだって。しかも8歳の男の子じゃないとダメらしい。9歳でも7歳でもダメ。ショタに目覚めたのも割と早くて、自分が小6の時に小2の男の子が好きだったそう。それで掃除当番のときにいつも同じ班になるように仕組んでたら、しつこすぎてフラれたらしい。声優という仕事のおかげで声優が周りにたくさんいるのは役得で、美海とか美佑にショタでセリフ言ってもらってそれを録音してるらしい。
こう並べてみると、基本的には不思議ちゃんの要素が一番多いかもしれない。。
⑥高木 美佑(たかぎ みゆ)
「D4DJ D4FES. -Be Happy- REMIX」
— 高木美佑 (@Yukgaejang98) 2021年5月29日
みんなと一緒に最高のライブができましたっ🗻🌅✨
Peaky P-keyとして、まだまだ最高を更新して行くよ。
それまで、またね👋#D4DJ #D4FES #ピキピキ #犬寄しのぶ pic.twitter.com/e2lTonnDfA
高木 美佑(岡本 未夕 役)
ニックネーム:みゅー
メンバーカラー:オレンジ
生年月日:1996年9月8日
出身地:千葉県
WUGでは、この美佑と次に紹介するよっぴーがよく最年少コンビって言われます。でもハロプロ式序列で言ったら美佑が最年少ですね。
余談ですけど、よく考えたらこのハロプロ式序列って(そんな言葉はない)ちょっと変ですよね。だって、まーどぅーだって同い年なのに最年少として扱われてたのってどぅーだけだったじゃないですか。普通だったらWUGみたいに最年少コンビっていう扱いになると思う。いや別にこのシステムが嫌いなわけじゃなくてね。むしろこういう無くてもいいルール的な伝統は意外と好きだったりする。余談でした。
この子はとにかく手足が長いです。さっきななみんのところでも手足が長いって言いましたけど、別のタイプの長さ。暴力的に手足が長いです。ななみんがあーりー的な感じだとしたら、美佑はさやりんとか千奈美みたいな感じ。
そしてこのおかげでとにかくダンスが綺麗なんですよ。もともとクラシックバレエをやっていて。バレエ的な振り付けが良く美佑にはソロでつけられたりします。あと間奏のダンスパートでは大体美佑がセンター位置に来るんですけど、その時7人全体の画を見るとめちゃめちゃ引き締まる。やっぱ娘。とかも真莉愛とかかえでぃーがセンターに来た瞬間にフォーメーション全体がめっちゃかっこよく見えるじゃないですか。そういう感じです。ぜひ美佑をセンターにして『みかん』の間奏を踊ってほしい。
あとは声が基本的に可愛くて明るいのもあって、めちゃめちゃハッピーオーラが出ます。ほんと、一切マイナスとかダークな雰囲気がない。なんか、声が発光してる感じ。だからね、『ラララのピピピ』を電子声じゃなくて地声で歌ってほしい。電子音にしなくてもああいうメルヘンな世界に溶け込む声だから、さゆとはまた違った曲になると思う。あと『夕暮れ 恋の時間』とかも歌ってほしい。
ハッピーオーラって単語を出したけど、普段もずっとそういう感じの子なんですよ。実際どうかは別として、一切悩みとかなさそうってくらい常に明るい。そして自由奔放。無邪気。そういう言葉が一番似合う存在。
次に紹介するよっぴーとは、ビジネスチルドレン通称"ビジチル"っていう名前のコンビを組んでて、とーうでは常にこの二人が盛り上げ役。ハロプロではあんまりないけど、WUGはMCとかでの並び順が常に決まってるんですよ。その時にビジチルの二人は両端にいて、基本的にはMCの進行とか一切聞かずにずっと騒いでるみたいな感じ。でもあいちゃんとか、まゆしぃみたいなしっかりしてる人がいるからこそ二人も騒げるし、二人がいなかったら何事もなく企画が進行していったりすると思うし、そういう意味ではバランスがすごい取れてる。間違いなくWUGの明るい雰囲気を作ってる存在だと思う。
⑦青山 吉能(あおやま よしの)
青山 吉能(七瀬 佳乃)
ニックネーム:よっぴー
メンバーカラー:青
生年月日:1996年5月15日
出身地:熊本県
さっきも言った通り、美佑とともに最年少のよっぴー。
ちなみについ最近、ハロメンと共演してます。
ハロー!アニソン部に #プラオレ!から #青山吉能& #相良茉優 コンビがコラボ出演させていただきました🥳#ハロプロ#飯窪春菜#高瀬くるみ#BEYOOOOONDShttps://t.co/31Hr2WxO5P
— プラオレ! (@puraore) 2021年4月27日
これ見た方もいると思うんですが、この動画の画面右でヲタクしてた方が青山吉能さんです。正直吉能がハロプロ好きって知りませんでした。
そんな青山吉能さんですが、最年少なのに実はWUGのリーダーなんです。
ハロプロだったらあり得ないですよね、最年少のリーダー。なんでかっていうと、アニメの作中で吉能演じる七瀬佳乃がリーダーだからです。まあでも、それを現実に必ず反映させなきゃいけないわけではないですし、もし適性が無かったら吉能をリーダーに選ばないと思うんですよね。別にしっかりとした人ではないし、落ち着きもない吉能ですが、メンバーもワグナーも、みんな吉能がリーダーでよかったって言います。
最初は自分がリーダーであることにすごく悩んだそうです。
こちらの記事がすごく素敵なんですが、
自分はリーダーらしくないと何度も貴女は言っておりました。
率先して引っ張って行くタイプのリーダーではなく、真逆の支えられるリーダーでした。
直情的で真っ向勝負しか出来ない青山さんを戦友の六人は、真剣に支えて、助けて、盛り立てた。で、青山さんは…戦友達の想いに応える為に本気で向き合って全開で突っ走った。あくまでも結果論ですが…どのタイプのリーダであるのかが良かったとかそういうモノじゃなく、WUGにとっては貴女の様な支えられるタイプのリーダーだった事が自然と上手くはまった様に思えるんです。
と、このように吉能も本当に不器用な人で(だからまゆしぃともあんな風に喧嘩してしまったんだと思うんですが)、最初は相当悩んだと思います。リーダーとしてみんなの意見を聞いてまとめなきゃいけないし、皆を支えなきゃいけない。リーダーとしてメンバーのことに気を回さなきゃいけないけど、ダンス未経験なのもあって自分のことで精いっぱい。。といった感じで、始めの頃は吉能の中のしっかりしたリーダー像を追いかけることで苦悩したんじゃないかと、想像します。でも途中から、皆に支えてもらうリーダーでいいと、そのように心変わりしたそうです。(すみませんソースがないので記憶違いかもしれないです...)
香耶の部分でも言いましたが、WUGは全員がフラットだからこそ、とてもいい関係性が築けていると思うんです。リーダーという権限であったり、役職をもっている吉能が、こういう人間であるということも、この良い関係性を築けている要因の一つだと思います。しかもすごく一生懸命で、常に悩みも多くて、そういう活動に真摯に向き合う姿が周りに伝わっているからこそ、みんなが支えたいと思うリーダーなんだと思います。
吉能はとにかく感情が爆発する人で。だからこそ悩んでることとか、逆にうれしかったこととかもすぐ周りに伝わるんだと思います。そしてもちろんヲタクにもそれは伝わって、それが伝わることでやっぱりすごく応援したくなります。
感情爆発人間なのはステージ上でも同じです。喜怒哀楽全ての感情が爆発します。コンサートをやっていて一番楽しそうだなと思うのも吉能です。『7 Girls War』で「ファー!」ってやってる吉能とか、『恋?で愛?で暴君です!』の間奏明けの吉能が好きです。見ていて気持ちがいい。
あとはやっぱり歌ですね!ほんとに上手い。もともと合唱部だったそうで、合唱部らしい透き通った天まで伸びていきそうな歌声。それでいてパワフルに歌いこなしたりもするし、歌唱に関しては隙が無いです。
特にやっぱり、吉能のコーラスが好きで。ほんと、シンプルに上手くて素敵。最初に話したように、まゆしぃとよっぴーがラジオのノリでハモってるのを見てWUGに惹かれました。それくらい、人を引き込む力のある歌だと思います。
さいごに
こんなに長くて、しかもまとまりのない記事を、最後まで読んでくれてありがとうございます。全部読んでくれなくても、ありがとうございます。
途中でも書きましたけど、WUGはとても感情に訴えかけてくる魅力があるグループなんですよね。だから言語化するのがすごく難しくて、こんな風に長くなってしまった。反省です。
基本的にはハロプロが一番好きなんだけど、それでも推しコンテンツってほかにもあるじゃないですか。それをハロプロと絡めながら、勝たれたのが今回一番楽しかったです。需要があるかどうかはわからないけど、自分がほかの人のこういう記事を読んでて面白いし、まあ自分が書いてて楽しかったのでよしとします。
実はこの記事、レタスさん(@__Lelelettuce)のこちらの企画に参加するためのネタの候補として考えていました。(最初ご本人にお送りした題名は別のものでしたが)
Hello! (New World) Project | やさいファクトリー https://t.co/ikZnQ1Umwl #booth_pm #HNWProject ついに公開となりました。私含め7名の文章を掲載しております。リンク先から無料でDL可能です。
— レタス(26/51) (@__Lelelettuce) 2021年4月1日
ハロプロ以外の分野から見たハロプロ、ハロプロを通して見る他の分野を知るきっかけになれば幸いです!
ただ私自身がちょうどその時期ものすごく忙しくて結局書けなかったので、自己満ではありますが今回書けてよかったです。
もし実際に参加できていたら、もっとまとまった文章にしなくちゃいけないと思いますし、参加された方々の文章を読んで自分の文章の下手さを痛感しております。。
ですがまた、タイミングなどが合えば、ぜひ参加してみたいと思います。
*1:このシステムでハロメンが声優やったらどんなキャラ名になるかなっていうのを結構考えてた時ありましたね。。
*2:ソロ曲っていうか、キャラソン。アニメの作中のキャラが歌ってる歌。だから声も山下七海じゃなくて演じる久海菜々美の声で歌う感じだから余計アニメ声なんだけど、全然気にならないというかめちゃくちゃそれが良かったのが衝撃だった。
*3:
宮本佳林『どうして僕らにはやる気がないのか』(時間指定済み)
ソロデビュー前の佳林ちゃんにこのような曲を歌わせるという発想が、なぜアップフロントの制作陣から生まれるのか。でもそれが正解だと言わざるを得ない宮本佳林の凄さ。
*4:鞘師が寝坊して遅刻してくるところから始まり、Wiiスポーツのように後ろに球を転がし、椅子があると思って座ったらコケるという伝説のやつ
*5:まゆしぃ 「私、一回あんたたちのこと見下してるから」
と言ったそうです。。。恐ろしい。。
本人たちによると、この県下の翌日には握手をしているぐらい速攻で仲直りしたらしいです。笑
*6:喧嘩に関しては、こちらの記事がすごくわかりやすいです。akatonbo02.hatenablog.jp
*7:クラシックバレエ経験者とかは結構いるんですけどね。あいちゃんはヒップホップをずっとやってたらしいです。
*8:
*9:こちらの記事に、オーディションを受けた理由が全員分書いてあります。あいちゃんのことを書いた記事としてもほんとうにいい記事だと思います。
*10:ナナシスというコンテンツが特におすすめです。WUGからは田中美海と吉岡茉祐が出てて、どちらもものすごく素敵です。というかその二人だけじゃなく、ナナシス全部が素敵です。普通にいい曲が多い。もしよかったらこちらの動画も。
*11:あいちゃんは、オーディションで一緒になった時から田中美海推しらしいです。だから最古参ヲタク。
*12:この回では別の徳島出身のアーティストの方とゲームしてます。たくさん阿波弁が聞けます。。(動画載せすぎと思って注釈に入れました)